イレギュラーなことは日常茶飯事
先日、病院管理職の方の研修を担当させていただきました。
4つの病院から参加された皆様が積極的に受講してくださり、終始活気に満ちた研修になりました。4つの病院には、それぞれに、長年培った風土があります。どの病院も、患者や患者の家族として利用していますし、研修を担当させていただいているので、その違いを肌で感じています。
これまでは異動がなく、配属された場所で仕事を行いながら、キャリアを積めばよかったのですが、異動があるようになり、ばらついたやり方では、様々な弊害が起きるようになりました。
改善には時間がかかりますが、管理、指導的な立場の方が、考え方や関わり方を整えることで、変えられることが必ずある。
事務局の方と、思いを揃えて担当させていただきました。
皆さんパワフル、積極的、そんなパワーに刺激されて、大人しめな方も対話の輪に加わっていただき、ワークの中でメンバーから得られたことも多かったようでした。
いつも研修を担当している病院の師長さんも何人か参加してくださっていたり、リハビリの専門学校の卒業生の活躍ぶりを教えてもらえたり、私にとって嬉しく励みになることもたくさんありました。
実は、テキストが違っていたんです。
当初叩き台としてお送りしていたテキストが配られていました。3ページ進んだところで、4ページ目から全然違う内容になっていたことがわかりました。
潔く、用意した内容はやめて、配付された内容と時間配分を考えながら研修を進めました。
結果オーライなら大したことではありません。
受講してくださる方の様子を見ながら大切なことを選び抜いて届ければよいのですから。イレギュラーなことは日常茶飯事。
店舗改善指導のときは、その日のうちに、30分で内容を組み立てて研修を行って帰るのですから、テキストが違っていたなんてどうってことないのです。
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