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研修は中継点&スタート地点

4月の第2週目からは、企業さんの研修を行なっているので、受講してくださる方の人数がぐっと減ります。

8日〜9日は5人、10日は2人でした。
慢性的な人手不足に悩んでいる企業さんが多いので、採用の時点でまだ不足している状態です。

中小企業さんの場合、求職者の目に留まるところからご苦労されていて、年中採用活動を行なっていらっしゃることも多いです。

しかし、かき集めるように、誰彼構わず採用しても、すぐに辞められたら負担は増え業務にも支障がでるばかりです。

少ない人数でも丁寧に育成し、職場定着に繋げながら、徐々に層を厚くすることが大切です。

今週 研修を担当させていただいている企業さんは、内定段階から関わり、新入社員研修、フォロー研修を担当させていただきながら、チームで支援と職場定着に繋げています。

内定段階からの新入社員の方々についての情報共有は、とても勉強になりますし、研修のヒントが満載です。
どのようなやり取りがあって採用が決まったか?
内定後の様子はどうか?
配属後に担当する仕事や配属部署(受け入れ先)について、気がかりなことはないか?
入社式からの様子、気になったことは?


私が研修を担当させていただく直前まで共有は続きます。
それは、一人ひとりの現在地を確認するために必要なことです。
また、人事の方や現場のリーダーの方の熱意や本気度も伝わってきます。
講師ではなく、チームメンバーの1人として、教育に携われることを幸せに思いますし、現在地がしっかりみえているから、1人ひとりにとことん向き合って導くことができます。

10日の研修には、4年前に新入社員研修を受講してくださった2人の先輩が一緒に研修を受講してくださいました。

「4年前より、深く理解できましたし、自分自身の課題も見えてきました」
そうおっしゃりながら、二人の新入社員の様子や話す内容を書き留めておられて、リーダーとして着実に成長されていることを頼もしく思いました。

研修でできることは限られています。
そのときに良い研修ができたからそれでよかった!でも終わりでもありません。
全てが人の成長と活躍、職場定着、活性化につながっています。

そこに微力ではありますが、貢献できているから次の仕事やご依頼につながります。
時期がきたら担当できるわけではありません。 

その厳しさを認識しながら、魂こめて取り組みたいと考えています。

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