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メモは書いて終わりではなく活用するもの

今朝は寒い雨のスタートになりました。

子どもたちが独立し、両親や義母を看取りましたが、毎日、仕事だけをしているわけではありません。仕事以外のことも発生します。

自宅の自室を仕事場にしたのて、オフィスに通うことは不要ですが、常に仕事以外のことにも向き合っている状態です。
コロナ感染が拡大して、在宅で仕事をすることが一般化しつつありますが、私は30年前から、在宅で仕事をしています。
義母が元気な間は、協力して、家事、子育て、介護をしながら仕事量を減らすことなく続けてきました。

「仕事に専念できればいいのに」と思ったことはありません。要領の悪い私にとって、複数のことを同時進行していく毎日は、ダンドリ上手を目指すために、よい環境でした。

31年前、義母と同居した当初は、「義母場なんて仕事ができる人なんだろう!」とうらやましく思っていました。一緒に住んで、義母の仕事に対する考え方や動きを見ているうちに、そのコツが身にいてきました。

今では.「母さんが出張したら、大変なんよ。よくこれをこなしながら仕事しているなと、感心する」と、次女に言われます。義母というお手本や目標があって本当にありがたかったと思っていますが、まだまだ義母の足元には及びません。

研修のテーマでもある、タイムマネジメント。
タイムマネジメントを教えている講師が、人にポイントを教えることはできても、自分自身の時間の使い方がまずくて、いつも追われた状態、イライラしたり凹んだりしていては、説得力はありません。

仕事に余裕があるとき、人は気持ちが大きくなって、先延ばしにしたり、ペースを落として取り組もうとします。それが積もり積もって、結局、最後はドタバタすることになってしまいます。

「まだ時間がある」「まだ先のこと」という考えはできるだけ持たないことです。

ながね、銀行の店舗改善指導を担当しています。支店の責任者からは、「多忙日に来て指導してください」と依頼されますが、私は「忙しくないときの方が改善点がみつかりますよ」と提案しています。

多忙日は普段できていることもできなくなりますから、ベストな状態ではないのです。普段の仕事ぶりを見せていただいて、時間がかかっている部分を改善すれば、多忙日でもテキパキ仕事を進めることができます。

みんながみんな、忙しいときにドタバタしているわけではないですよね。

仕事を円滑に進めるために、私が大切にしていることが3つの「ない」を減らしています。3つの「ない」とは
1.やり直しがない
2.時間がかかっていない
3.混乱していない です。

これらが発生すると作業がストップしたまま時間が過ぎていきます。そして、焦りやイライラが大きくなり、仕事に集中できなくて、またやり直し、時間がかかる、混乱するという悪循環に発展します。

3つの「ない」を防ぐ役割をメモが担ってくれています。
書いてる時間がもったいない、書くのが面倒と思って、自分の記憶力を過信して、探す、思い出す、考えこむという余計な時間を作っている。そういう状態に気づいていなくて、まだ、メモする時間がない、面倒だと思っている状態で、タイムマネジメントがうまくいくわけはありません。

ちょっとしたことも、「あとで」なのか「今」なのかを.瞬時判断できるのは、自分がやるべき仕事全体を見える化しているからです。

今年もあと10日あまり。早いペースで仕事とともに家のことを行っていますので、何事にも追われることなく取り組めています。1日1日を追われることなく、スッキリした気持ちで過ごしたいですね。

詳しくは↓
手書き・3分割で情報を整理する 3スプリットメモ術(同文舘出版)


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