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自分を一番理解しているのは自分~手書きと記録の活用~

この3連休は、早朝アルバイトに勤しみながら、自分の時間を満喫しています。

これから担当予定の資料作成や、学生さんたちに提出してもらっている感想tレポートへのコメントを書くことなど、仕事として行うものもいくつかあります。

仕事関連のものは、リスト化してそれぞれにかかる時間を把握しておけば、サクサク片付けることができます。
特に、仕事をスムーズに進めるために、所要時間の把握は必須です。私は細切れ時間をフル活用しているので、”時間が足りない””やらなければいけないことができなかった”ということはありません。

追われて仕事をこなすのと、気持ちにも時間にも余裕を持ってこなすのとは大違いです。

31年前に独立したときから、自分のために使える時間の確保を大切にしてきました。

家事、育児、家族の看病や介護と並行して仕事に取り組む。
PTAや町内会の役割も務める毎日は、目を覚まして、再び眠りにつくまでずっと動きっぱなしの状態です。

しかし、どんなに仕事や家のことが立て込んでも、たとえ5分でも、自分について考える、これからのことを考える習慣は大切にしてきました。

歳を重ねるにつれ、知恵や経験が増えてきます。でも、増えれば増えるほど、自分の強みや、これからも大切にしたいことがわからなくなっていくものです。

だから、目の前のことに迷いなく取り組むには、定期的に整理整頓が必要なのです。
服であふれかえった引き出しは、見るのも選ぶのも気分が滅入ってしまうのと同じです。

12年活用し続けている手帳は、1日の終わりに必ずその日のことを整理し記録しています。


1日の終わりに、約15分の振り返りと記録。この習慣が仕事に集中する時間を確保してくれています。迷ったり、探したり、考え込んだりする時間は極力減らしたい。記録はその一翼を担っています。

また、毎日使っている手帳の他に、仕事や自分自身のことをまとめているノートがあります。


この2冊は、仕事についてまとめているノートです。実績記録、研修の進め方、実現したいプランなどを記録しています。また、共同でセミナーを開催した時に、他の講師の方がセミナーの中で行ったワークも、事前に行って記録し、行った気づきもまとめています。


上は、コーチングのワークで用いられる「Point of youⓇ」についての記録です。

講師から60問の質問が紹介されました。実際のセミナーではワークでその一部しか行えませんでしたが、一つ一つ振り返るには価値ある内容だったので、全問取り組んでみました。

そしてただ、問いに答えるだけでなく、ワークを通して自分なりの気づきを書くようにしています。

やり取りの中から、言葉がパッと浮かんでくるのは、このようなことを日々大切にしているからです。


この3冊は、プロフィールを作成や出版に向けた準備のために使ったノートです。大半が殴り書きで、とてもお見せできるような状態ではありません。

しかし、たとえ短い言葉でも、まとまりのない文章でも、頭から出して文字にしてみることが、確かな言葉で伝えるためには必要不可欠です。

書くことを惜しまない、書いて並べて削って、また書いて…。

プロフィールを完成させるために半年、拙書を出版するために、1年半。

手書きによって選び抜いた言葉が形になっているから、完成した内容が愛しいのです。
仕事の準備をきちんとすることも、仕事に関連する知識やスキルを身につけることも大切です。
しかし、それはあくまでも仕事のためであり、当たり前のこと。それらを、迷いなく自分らしく取り組むためには、自分自身についての理解を深めることが大切です。

私にはいつも「わたし」がついている。
仕事を充実させる前に、ブレなく、迷いなく、自分らしく、日々を愉しんで過ごせていることがとても幸せです。

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