実践の機会を数多くつくる
3月と4月は、一年の中で様々な仕事を担当できる、充実した2ヶ月です。
店舗改善指導、研修用のビデオ教材の制作、大学の就活手帳制作(就活ガイドの監修)、一緒に研修を行う講師との登壇練習、個別コンサル…etc。
4月は月末まで新入社員研修が続きますので、2月終わりには資料作成のメドを立て、準備を進めるためのスケジュールを組みます。
そのため、確定申告は2月初旬には終えて、一つひとつの仕事に集中して取り組めるようにしています。
4月の予定が半分終わりましたが、毎日終日研修が続いても体力、気力とも充実していてパワフルに取り組めています。
研修内容や進め方をしっかり作り込んでしまうと、それに固執してしまい、受講生のちょっとした反応や変化に気づけません。
同じ内容や進め方が続いても、相手が違えば同じようにはいかないもの。変化に応じて他の進め方やワークに組み替えて進めていきます。
そして、その日のうちに、研修の振り返りを行って、その日思いついて取り入れた内容や進め方は必ず手帳に記録しています。
今年は、昨年出版した拙書「3スプリットメモ術」の内容が大いに役立ちました。
実際に3スプリットメモを使ったワークもとりいれましたが、それ以上に、メモを活用することで、伝えたいことが整理され、プレゼンテーションが上達したり、研修レポートに、皆がぎっしり書いてくれていたり、
学生時代、ノートやメモをほとんど取ってこなかった受講生たちが、口を揃えて
「配属先でも、しっかりメモを活用します!」と言ってくれるなど、嬉しい変容が見られました。
個別コンサルを受けてくださった方は、タイムマネジメントと相談業務の改善についてのご相談でしたが、2回のコンサルで
「今まで何をしていたのか?びっくりするほど仕事がはかどり、相談のときも迷いや不安が消えました。何をしていても、ワクワクして、どうすれば良いかを考えるのが、楽しくなり、成果も出ています」という報告を受けています。
皆さん共通しているのは、実践して気づきを得て、自分なりに工夫を重ねて進化されていること。私から多くのことを提供しているわけではありません。
変化を見極めるのが私の役割だと思っています。
ですから、
私が説明する時間はできるだけ短くし、実践していただく機会を作っています。
皆さまの嬉しい反応、イキイキとした表情は私の励みであり、パワーの源です。
後半も一つひとつのお仕事に全集中で取り組みます。
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