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“チームプレー” で仕事がしたいけど

とても恥ずかしいことだが、我が職場にはチームプレーという概念がない。
そんなことはないだろうと思われるかも知れないが事実だ(少々大袈裟ではある)

私の仕事はこちら・・・


簡単にまとめると、常勤ヘルパーと私たち運転手がひとつのチームとして送迎業務を担っている。しかし現実は常勤ヘルパーと運転手の間に溝がある。更に常勤ヘルパー同士にも溝があるように感じる。幸いなことに運転手同士ではそういう溝はほぼない(きっと年の功だ)

言葉にすれば簡単な“チームプレー”だし、誰でも何となくわかることだが、実は難しいことかも知れない。

私も学生時代にラグビーを通じて「チームプレー」をいわれ続けたのに、それを理解できたのは社会人になって、ある程度のキャリアを積んでからだ。
なるほど仕事はチームプレーだ。
もちろん個人の技量は重要だが、基本のチームプレーができないと、その技量は宝の持ち腐れとなる。

世の中には色々なチームプレーのスポーツがある。
サッカー、野球、バスケット、バレー、アメリカンフットボールやホッケーもある。しかし、同じチームプレーでも、唯一ラグビーに違う点がある。
それはスクラムを組むことだ。
このスクラムは曲者だ。フォワードの8人がバランスよく力を発揮しないと上手くいかない。更にいうなら、相手チームの8人とも合わせなければ、しっかりしたスクラムは組めないのだ。
そしてスクラムに続けてバックスがどのように動くのか、それら全てがチームプレーなのだ。スクラムを組んでいるのは8人だが、実は全員でスクラムを組んでいる。
一人のスーパープレイヤーが、一人で得点を得ることは、ラグビーでは絶対にできない。
(敢えて絶対という言葉を使ってみた)
これがラグビーに関して、繰り返し「チームプレー」という言葉を使う所以だと思うし、全員でワンチームだという考え方だと思う。


余談だが、ボールとプレイヤーが一緒でなければ得点にならないのは(ボールだけがインゴールしてもダメ)ラグビーとアメリカンフットボールくらいだろう(他にもあれば教えて下さい)更にラグビーはインゴールにタッチダウンしなければならないというメンドくさいスポーツだ。

さて、
今回のラグビーワールドカップでBRAVE BLOSSOMSの「ワンチーム」という応援キャッチコピーを聞くと、誰しもそれなりに理解するだろう。ただ、ラグビーをやった人間にとっての「ワンチーム」という言葉には、より深い意味が込められている。

真にスクラムを組んで仕事をするには、
どうすればいいのか。
このチームプレーの深い意味を、私が勤める職場にも伝えたいのだけれど、ムリか!?



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