永遠の吟遊詩人

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あらすじ

半年前に突如発生した魔物の軍勢。
その侵攻によって滅びの危機に瀕した国、ブライドバイト。
国を侵略し続ける敵軍の中で、とある一体の個体だけが異常な強さを発揮していた。
どんなにこちらが優勢でも全てをひっくり返す絶対的な力。
そんな中、魔物の軍勢は遂にブライトバイトの中央都市バルザックにまで迫っていた。
軍会議に参加している王の傍らにひっそりと存在する吟遊詩人。
吟遊詩人の役目はたった一つ、王の活躍を後世に伝えること。
目前に迫った脅威に対して白熱する会議の中、吟遊詩人は一人冷静に王を見つめていた。
そこに緊張などない。
なぜなら吟遊詩人は、この絶望的な戦いを何度も何度も繰り返し経験させられているのだから……。
果たして、何度も同じ四日間を繰り返す吟遊詩人は、無事に戦いを勝ち抜けるだろうか？

永遠の吟遊詩人 (DANDY文庫)