私、グレました27話
塾の方面に向かったけどそのまま前を通りすぎた。
どこ行こうかな〜と考えながら広い公園に着いた。
携帯を持ってたから友達に電話をかけた。
友達と電話してる途中でことみさんから電話がかかってきた。
(やばい。塾に休みますって連絡するの忘れた)
塾の先生が私が来てないと家に連絡していた。
とりあえず友達との電話を切ってことみさんの電話に出た。
「塾行ってないん?!どこおるんよ!!」
ガチギレしてる〜そりゃそうか。
「別にどこでもいいじゃん」
一言だけ言い放ち電話を切った。
その後も鬼電の嵐で鳴り止むまでシカトし続けた。
落ち着いたところでまた友達に電話をした。
2時間ぐらい話した。
※この頃の携帯はかけ放題とか無料通話がないから電話料金を想像するとゾッとする...笑
何事もなかったように家に帰るとガチギレの人が。
友達との電話が楽しくて忘れてた。。
「そんなんだったら塾辞めなさい!お金がもったいない!」
「別に最初から行きたくなかったしいいよ」
お金お金うるさいなぁ。と思いながら辞めれるしまぁいっか。と思って部屋にこもった。
その日は晩御飯がなかった。
お父さんが夜食でよくラーメンとか食べるからその時間帯を狙って下に降りた。
ちょうど食べてるところで少しもらった。
お父さん忙しいし最近ちゃんと話してないなぁ。
ことみさんと波長が合わない事を相談したかったが、お父さんとことみさんは仲が良かったから相談せずに我慢した。
塾の事も怒られると思ったけど全然その話題すら出なかった。
ことみさんが言ってないのか、言ったけどお父さんは黙っててくれてるのか...
つづく
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