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F-16はゲームチェンジャーか?

お疲れ様です。まだまだ頑張っているオタミリです。

まず冒頭言いたいことがあるのですが、先日操作を誤って記事を全部消してしまいました・・・
これはきっとDSのせいに決まっています!!もしくはラピンのせいでしょう!!
しかし我らオタミリは謎の支配者の妨害にも負けずに、これからも頑張っていくのでした・・・
以上報告でした。

さて、今回紹介をする兵器は、西側兵器の戦闘機「F-16」でございます。

現在のところ、ウクライナにやってくるF-16は、合計85機となっています。
その第一陣として、7月中には最初のF-16が数機来るとのことですが、これについてはかなり延長をされているので、本当に来るのかは断言できません。
しかし時期的にそろそろだとは思いますけどね。

一部ではこのF-16、とんでもない実力を持っているので、かなりの活躍をしてくれると期待をしている人もいますが、実態はどうなのでしょうか?
今日はそれを考えてみたいと思いますが、その前にこの戦闘機提供について、押さえておきたいポイントがあります。
それはこの戦闘機、何故提供にこんなに時間がかかってしまっているのでしょうか?
まずはそこを少し解説してみたいと思います。

滑走路から飛び出すF-16

まず戦闘機を動かすには、パイロットの教育が必要になります。
この教育は本当に時間がかかるんですね。今まで西側は戦車は装甲車を提供してきましたが、その教育よりもはるかに時間がかかります。
時間もお金も労力も、かなりかかるものですからね。

整備兵もいなければ話にならない

そしてパイロットだけ育てればいいってわけではないのです。
兵器ってのは整備をしなければ使い物になりません。
これは戦車も装甲車も同様ですが、しかしその中でも戦闘機についてはかなりの専門的な整備知識が必要になります。
飛行中に動かなくなってしまっては、なんとも最悪なことになりますからね。
そして整備のための道具も必要になりますので、こちらもすべて用意をしなければなりません。

置き場所も用意をしないとダメです

用意をするものは他にもあります。
これが一番手間がかかるのかもしれませんが滑走路です。
長い滑走路を造らなければなりませんが、作るぐらいならば、できなくはないでしょう。
しかしここで問題としては、その滑走路を秘密にしなければなりません。
場所が明らかになってしまうと、ロシア軍のミサイル攻撃がありますからね。

ロシア軍のミサイル攻撃を受ける飛行場

最近ロシア軍のミサイル攻撃によって、ウクライナ軍の飛行場が攻撃をされたことがありました。
Su-27が複数機、損傷をしてしまったみたいですが、このようなことがあっては一大事ですか。
これを防ぐためには、滑走路を秘密にしなければならず、さらにはミサイル攻撃を受けた時のために、頑丈な保管場所も用意出来ればいいのですが、そう簡単に用意はできませんからね・・・
なので滑走路を用意すると言っても、中々すぐにって訳にはいかないのです。

最初に来るのは6機ぐらい?

そんな困難な条件があるのですが、ようやくそれも整ったみたいです。
最初に来る戦闘機は、6機との情報もありますが、正確なところは分かりません。
さらに来るときには、秘密裏に事を運ぶので、我々が知るのは実際に活動をした後になるかもしれません。
ではこのやってくるF-16、一体どのような活躍をするのでしょうか?

F-16を受け取るウクライナ側の発表によると、
「提供されるF-16は、しばらくは防空任務になるだろう」
との発言をしています。

攻撃をされたキーウの病院

F-16が担当をする防空任務とは、ロシア軍の戦闘機を撃墜するというものではありません。
現在のウクライナ軍の防空任務とは、キーウに飛来をするロシア軍の巡航ミサイルなどを撃墜する任務です。
最近もキーウの病院がロシア軍に攻撃をされて、かなりの被害が出てしまいました。
なのでそれらを撃墜することこそ、F-16の任務になると思います。
弾道ミサイルは不可能でしょうが、巡航ミサイルや自爆ドローンならば可能でしょう。

この防空任務も、もちろん重要な任務となりますが、しかしこれだけでは戦争には勝利できません。
戦争に勝つには他の任務を全うする必要があります。

JDAMを投下するF-16

それは対地攻撃です。

戦闘機と聞くと、敵の戦闘機を撃墜することを思い浮かべる人がいるかもしれませんが、現状ロシア軍の戦闘機を撃墜しまくるってのは難しいと思います。
ロシア軍機がウクライナ側の領土に入ってくることがあるのならば、それも可能だとは思いますが、それはしてこないでしょうね。
なぜならば、そこの領域ではウクライナ軍の防空システムが作動をしているので、入ってくるのは危険なことです。
そしてこれはウクライナ軍も同様であり、ロシア軍の防空領域に入るのは危険と思われます。

ですがこの対地攻撃ならば、自軍の領域から攻撃ができ、敵の重要拠点、敵の防空ミサイル、その他の兵器、これらを一方的に攻撃すること可能です。
対地ミサイル、精密爆弾、これらで攻撃をし、地上部隊の前進をサポートする。
これこそがF-16の最初に任務となるわけですな。

しかしこれって今あるウクライナ軍の戦闘機でもできるんではないのか?
勿論できます。
しかし現状のウクライナ軍の航空支援、本当に少ない状態なのです。
つまり航空機の数が全然足りていないのですね。
なのでウクライナ軍は航空機の数を増やして、航空支援を増やすことこそが重要になるわけなのです。

ウクライナカラーのF-16

なのでF-16が数機来たところで、戦況には影響がないと思われます。
しかも防空任務に回されるのならば、こちららの任務は全然こなせませんからね。
よって現状では、特に変化がなく、ゲームチェンジャーとなることはないと思います。

変化が出る時は、もっと数が揃った時でしょうね・・・
しかしこの予想が外れて、かなりの活躍をしてくれたら、これほどうれしいことはないのですけどね!!

以上が今回の解説となります。


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