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【保育園からの学び】子供と大人の時間の流れの違いから考える子育てのヒント

本日、保育園の保護者会に参加してきました。
担任の先生は、良く本を読まれる方のようで、大人と子供の時間の流れかたの違いの話をしてくださり、そうだなと感じたのでシェアさせていただきます!

あーもう今年も半分終わってしまう、、、6月になってそんな気持ちになりませんか?私は、まさにそんな気持ちになっております。
これには【ジャネーの法則】というものが関係しているのです。

ジャネーの法則は、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者であるピエール・ジャネの著書において紹介された法則で、「人間が主観的に感じる時間の長さは、その人の年齢に反比例する」というものです。例えば、1歳の時の1年は全人生の1/1、10歳の時の1年は全人生の1/10、50歳のときの1年は全人生の1/50となります。つまり、主観的に感じる時間の長さは、若い時ほど長く、歳をとるほど短く感じられるのです。

先生曰く、1歳の子が10分集中できることは、大人にすると数十分集中しているようなものなので、大人からするとすぐに集中力が切れて、次の遊びにいっているなぁと思えるけど、子供にとっては十分に集中できていることなので、すごく集中できたなぁと見守っています。とおっしゃっていました。

また別の側面で、「新鮮な経験」が多いほど、時間の経過は長く感じるという考え方もあるようで、子供の頃は、未経験の出来事がたくさんあり、その出来事が強く印象に残り、時間を長く感じる一方で、経験値が増え新鮮な経験は少なくなると、時間の長さが気にならなくなり、時間を短く感じてしまうようです。

ついつい子供に「早くしなさい!」と言ってしまうことがありますが、子供は子供の時間の流れがあり、それは大人のペースではないことを念頭に置いておくと、そういうものなんだなと少し俯瞰して対応できるなぁと思いました。(これは今後の希望でもありますが)

ちょっと飛躍しますが
子供や大人という区分でなくても、人が感じる時間の流れやペースは人それぞれなので、足並み揃えてというのは結構難しいことなのかもしれません。
保育園では、子供達それぞれの個性や成長に合わせて、先生方が日々対峙してくれていますが、私自身も先入観で人をカテゴライズするのではなく、もっとフラットにそれぞれの個性を、それはそれと受け入れられるようになりたいなと思いました。




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