見出し画像

【絵本感想】『た』

今回、紹介された絵本は田島征三さんが書いた『た』です。

「たがやす」「たねまく」と「た」から始まる言葉でまとめられている絵本。
稲を育て収穫するまでの流れが書かれている。

田島征三さん

田島征三さんと言えば代表的な作品は『ちからたろう』や『とべバッタ』で知られている。

日本の良き習慣

昔から米を日本人は作り続けてきた。
種をまき、育て、収穫し、その収穫した米を神様に奉る。
神社と米、神様と米というのは昔から切っても切れない存在なのだなと感じた。

最後に

種をまき、稲が育ち、収穫されるまでの間、いろんな「た」で田島征三さんの絵で力強く表現されている。
この絵本で、田島征三さんの絵が力強く表現されているのがとても印象的。
どの場面を見ても、”ドン”とあらわれてくる様子。

育った稲が虫や動物たちに食べられる場面を「たいへん」「たいへん」と表現するところがわかりやすく、くすっと笑えた。
「た」で始まる言葉だけで、伝わるところがスゴイと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?