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【絵本感想】『ブロロンどろろん』

今回、紹介する絵本は高畠那生さんが書いた『ブロロンどろろん』です。

車が走っているところにペンキがあり、そうなると近くにいる人や動物がどんなことになるのかな。
ペンキをかぶった壁のあとを見てみると、なんだか違う生き物みたいに見える。

高畠那生さん

高畠那生さんは1978年生まれ。
東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。
『ぼく・わたし』(絵本館)で絵本作家としてデビュー。
『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞受賞。
『うしとざん』(小学館)で第70回小学館児童出版文化賞、第68回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。
そのほかの絵本に『チーター大セール』(絵本館)、『バナナじけん』(BL出版)、『だるまだ!』『まねきねこだ!!』(ともに好学社)、『そらから ぼふ~ん』(くもん出版)など多数あります。

最後に

ただペンキをかぶるだけでなく、ペンキが飛び散った壁に注目すると違う生き物に変身しているところが面白いと思いました。
まさか男の人がゴリラみたいに見えたり、荷物をたくさん持っている人がゾウみたいに見えるとは誰も想像しないのではないでしょうか。
いろんなものを想像しながら読める絵本なので、子どもも楽しめると思います。

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