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三山 優
2024年8月11日 09:50
ちかごろ猫で泣く野良が雨に打たれて助けを求めている話死んだ飼い猫がお盆に飼い主の元へ帰ってくる話電車の中だろうが人前だろうが涙が胸の奥の方から目頭へと込み上げる猫の一途さ健気さ無邪気さがあまりに愛おしくてあまりに切なくて猫は哀しい可愛いだけじゃない哀しくて哀しくてそして人間も哀しい猫だったらどうだろか2024.08.11
2024年7月31日 21:16
あのころ、永遠はすぐそこにあった手を伸ばせば時間に区切られた生活に慣らされてわたしはいつも数えているあと何日あと何時間あと何分いまこの時よりもタイムリミットが気になってあのころ、手を伸ばせば触れられた永遠はこの世界の真実の姿わたしはちょっと前に生まれてやがてちょっとして死ぬけれどその背後に大きな永遠という流れがあってそれは変わらないんだそういうことは
2024年7月30日 18:37
あのひとの言葉がわたしの中で花ひらくそして根を張って散ってもなおわたしとともに生きていく心の種を生む人でありたい誰かの心で咲く花をわたしの心で咲く花を育てられる人でありたい2024.07.30
2024年7月30日 18:34
わたしの手元につかのま訪れた見知らぬひとの絵手紙集一月三日の書き初めからはじまり四季折々のあるがままの自然とあるがままに生きることのちいさくきよらかな開眼言葉があってよかった人があってよかった自然があってよかったなにものをも否定せず時に悩み時にめげながら光をもとめ喜びを感じるそんな一生のすばらしさ言葉は生きているわたしの知らないところでみんなの知らない
2024年7月29日 12:28
誰もが生まれ持った自由をほんとうに生きるための自由をどうして手放さなければならないのかと抗うことが若さならなんの抵抗もなく手放せることが大人になることならわたしは子どものままがいい誰にも依存せず自分の頭で考え嫌なことには嫌だと言い嬉しい時には思い切り笑うこころは子どものままがいい大人たちは目に見えないたくさんのきまりに縛られて何にも縛られない子どもたちが理解できないいつ
2024年7月26日 10:06
なにが見えているんだろうなにが見えていたんだろうわたしたちが手に入れたものはわたしたちがつくった世界で必要なものばかりわたしたちがつくらなくてもはじめからあった世界には必要のないものばかりあのころ見ていた世界に必要なものはぜんぶ生まれながらに持っていたけれどいつしか忘れてしまった世界とおなじきらきらのひとみそれをうしなうことが生きることだろうかうしなわないこと
2024年7月18日 17:07
あなたとわたしの重ならない過去あなたが、いま教えてくれる好きだった音楽好きだった映画好きだったテレビ好きだった人や物わたしのしらないあなただけの人生あなたと出会って同じときを過ごすうち一緒に聴いた音楽一緒に観た映画一緒に観たテレビ一緒に見た人や物あなたとわたし重なってゆくそれでも届かないあなたの過去に手を伸ばすそのしゅんかんあなたという存在をその輪郭と
2024年7月18日 13:56
今年の夏は異常に暑いまだ七月なのに痛い直射日光防ぎようのない紫外線息ができないほどの熱風ほんの少し外に出ただけで噴き出る汗まだ七月なら扇風機で過ごせた今は昔なんでもできると信じ込んでいる人間は平気でこれからも生きられると信じて今日も仕事へ行きいつもの日常を繰り返すしかし確実に今わたしたちは滅びの道を歩んでいる自然の前に神の前に人間は無力だそのことを知っていたなら
2024年7月17日 13:08
ネットやSNSには出来合いの答えが溢れてるコンビニ弁当を食べるように他人の答えを喰らうAかBか白か黒かマルかバツか生き方にも答えがあるようで誰かに否定されたらいいねがつかなかったらそれは間違いのようでだけど答えのないこの感情矛盾迷いそれらひっくるめてわたしなんじゃないか生きるってわかんないことだ結論づけないことそれこそが成長だネットやSNSは今も疑
2024年7月10日 22:17
何が正しいとか何が正しくないとか言い出すとなんだかおかしくなる正しいからするのではないし正しくないからしないのでもない自分は正しいと信じることは時に必要だけれど信じすぎては盲目的になってしまう正しいことをするのではなくて信じることをするだけ自分を信じるのではなくて神様を信じる人が信じられなくても正しさはあるけれど今は見えないものそれほどに難しいもの20
2024年7月10日 20:41
優しいという字は憂いを抱えて生きることだからこそ他者の憂いに寄り添うことができるのだ憂いのない人生なんてまがいもので幸せだけで生きることなど人の世では不可能だ正しい眼を持っているからこそ憂いが生まれるのだから本当の幸せとはこの世ぜんたいに憂いが無くなってはじめて現れるのだからそのために生きることそれを忘れてはいけないのだと思う2024.07.10
2024年7月10日 20:22
相手を思い遣っているような言動をしていてもいざとなったら平気で傷つけてくる人もいるしぶっきらぼうで言葉を選ばない人が決して人を傷つけないこともある難しいけれど何も考えないことだ自分の勘を信じることだそしてもうひとつ人を疑うこと簡単に信じないこと辛いけれど賢くなることあなたが誰かを心から信じるということはそれほど貴重でそれほど価値があることなのだ誰にでも易々と差し出し
2024年7月7日 08:04
大人になると共にプライドを作って気づけばプライドと共に生きている傷つくのもプライドゆえだし怒るのもプライドからけれど笑うのはプライドのためじゃないそれはプライドを忘れるときだ誇りは払うもの払って生まれるのが誇りだ歳をとって握りしめていたものを手放すことができたならきっと人生はなんて豊かだったのだろうと気づくだろうもっと早く手放していれば美しかったのにときっと思うだ
2024年6月29日 08:28
いい子にならなくていいよ感情をむき出しにしていいよ感情を抑えて頭の中でひとりモヤモヤして辛くなるくらいならひとりで「むかつく!」って怒ればいいよそしたらその後で自分にも間違いがあると自然とわかるから「ああ、誤解してたな」とか「わたしがいけなかったな」って思えたらひとつ成長した証自然にまかせて生きやすくしていこう2024.06.28