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【どうした】#2 本当はグループYouTuberになりたかった

自宅警備員の皆さん、こんにちは、だんまつです。昨日の記事を上げたあと、メンヘラ受精卵工場が読んで自分の記事で触れてくれてて、本当にその通りだな、と思いました。YouTube挫折を通して分かったことってたくさんあって、無駄じゃなかったなと。最初から「クオリティが~」とか言ってないで、とりあえず作るのが先なんだよね。っていう。

まあ編集クオリティの話は昨日けっこうしたので、今日はその続き、近しい者からの評価について、語ってイク

こちらの続きです。まだの方はぜひ。

*「毎日うんち」の企画は第一回を持ちまして終了としました。
いや普通に、投稿したあと自分で読んだら、めちゃくちゃスベってて草。終わりだろあんなん。つかみとしてめっちゃ良いと思ったんだけどなあ。

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King Gnu 常田さん。くそかっこいい。


2.良し悪し関係なく、近しい者からの評価が意外と重たい

マジで、これに尽きる。何かしら作ってて、友達に「つまんない」とか「やめろ」とかマイナスなこと言われるのはもろちん、「こないだの面白かった」とかプラスなことも、それ自体はめっちゃ嬉しいし当時は言ってほしかったけど、今思い返すと「期待に応えなければならない」っていう新しいプレッシャーが生まれてきてたんすよね。たぶん。

別に「お前らが好き勝手評価した重みのせいでやめたんだぞ」とか、そんな他人に責任転嫁するようなこと言うつもりは本当になくて、ただ淡々と、当時の自分の気持ちを思い出して、実はそんな節あったな、って感じ。

当然、友達に自分の作ったもん見てもらって、しかも面白いって言ってくれるなんて、創作冥利に尽きます。マジでつきすぎる。でもなんていうか、人によってはそれを本人すら自覚無くプレッシャーに感じてしまうこともあるってこと。底辺ながら本当に赤の他人からコメントいただくこともあったけど、文句だろうが褒めだろうが、マジで心に波風一つ立たなかったな。俺の場合は、って話だけども。

2.1. 友達に全く秘密にして創作するってのも大アリ

っていうか、普通そうなのかもしれない。普通の人はたぶん、自分がYouTubeを始めたってことすら、恥ずかしくて親しい人には知られたくないだろうし、実際友達にYouTubeやってることを教えなければ、好き勝手な評価で潰れちゃうこともないはず。でも、そのかわり応援してくれる人はゼロからのスタートになる。。。いや、どうなんだろう?知らん。ていうか

とにかく、俺はというと友達にみせて、「おもろい」って言わせてえ。そんな欲と、あとはワンチャン有名になれたらなって欲で始めたのがきっかけです。簡単にいうと。

最初は、お試し的にひとりでクッソくだらんことして、ゲラゲラ笑ってる感じでした。でも始める前から少し予感があって、何かというと俺は個人よりも集団の中で輝くタイプなんすよね。たぶんだけど。

だから、この、自分で企画して自分で撮って自分で編集する、孤軍奮闘スタイル、たぶんよくないな、とは思ってたんです。ずっと。

2.2. YouTubeドリームと終わりの始まり

今もだけど、あるグループYouTuberがめっぽう好きなのもあって、なんか、この空気感、出せそうじゃね?って夢を、見てしまったんです。撮影と言いつつ本気で友達とふざける楽しさを、味わってみたかった。ウケるかどうかは知らん。運よく人気出ればいいし、出なくても思い出として残せるな~なんて、軽い気持ちで。たぶんこれが俺のYouTubeドリームなんです。金持ちになりたいとか、有名になりたいとかは本質じゃなくてね。

あとグループでやったほうが、出来ること絶対多いです。当たり前だけど。一人でやったほうがいい企画が、もし仮にあったとしても、それはグループ内で一人だけでやればいい話なので、やはり3人以上はいたほうがいいです。負担の分散にもなるし、とくにおもろいことやんなくても、お互いの掛け合いだけでも好きになってくれる人はいるし。ソロでやってたら、見た人が俺のこと嫌いだったら二度と見てもらえないけど、例えば3人のうち一人でも好きになってもらえれば、そいつ目当てでまた見てもらえるんです。だから、絶対にグループの方がやりやすいんです。YouTubeって。

YouTubeチャンネル開設後、たしか4か月ほどして、マジで孤軍奮闘は無理なことを悟った俺は、本当に大好きで、「空気感ってこれだろ」って思えた人たちに声をかけてみたんです。「おもろいって言わせたい友達」です。もろちん、今も大切な友達です。

けれど、ダメだった。夢は夢だった。いつも動画で見ている人たちのように、一枚岩で動画に前向きなわけがなかった。YouTuberじゃないんだもん。だって。俺はYouTubeなんてやろうと思えば誰にだって出来るんだ、誰だって未来のスターになる可能性はあるんだって思ってたけど。そもそもスターになりたいとなんて思ってない人だったり、何かを発信することに意味を感じない人だったり、興味はあるけど将来が不安っていう至極当たり前の考えを持つ人だったりの存在を考えられていなかった。大好きであるが故、こいつらなら絶対一緒にやってくれるって勝手に盲目的に期待してたんだと思う。

そして、そいつらが「おもしろいって言わせたい友達」だったのも良くなかった。絶対そんなことないはずなのに、断られたことで、突き放されたような、嘲笑われたような気がして、ひどく落ち込みました。「お前ひとりでやっとけよそんなの」って言われた気がした。

けれど、俺はここではやめなかった。「なら一人で頑張るよ!おもしろいって言わせてやるよ!」って自分に嘘ついた。本当はみんなでやりたかったのに。一人ではもう頑張れないのに。

たぶん、ここから終わっていった。

2.3. 数字とモチベの負のスパイラル

そこから、編集が嫌になってしまって、ゲーム実況の録画データをそのまま垂れ流したりするようになった。

もちろんだけどそんなんじゃ誰も見てくれなくて、やっぱりちゃんとやった方が良いなと思って無理して動画を作ってた。

そのころにはモチベが底をついてて、投稿頻度も一か月に3本とか。ほんとに少なかった気がする。んで、頻度が下がるとやっぱり継続的に見てくれる人も減るので、視聴回数は減るよね。

視聴回数が減るとモチベも下がって、、、って、負のスパイラルに陥ってたってわけ。

そもそもなんで、数字にそんな左右され始めたのか。

最初は友達に「おもしろい」って言わせたかっただけなのに。

YouTubeドリームが崩れて以降、もはや半ば惰性で続けてたのもあって、友達の評価が全く響かなくなっちゃってたんすよね。プラスもマイナスも。「素人は黙っとれ」って感じで。

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やったこともないくせに。俺のこと突き放したくせに。一人で動画作る苦しさなんてわかんないくせに。好き勝手言いやがって

マジで、何に対しても「負」の感情しかなかった最悪な状態だった。

あ、やべえ、おならしたらうんちだった。下痢便。めっちゃ出ちゃった。最悪な状態だわ、これも。嘘だろ。。

2.4. 人と比べられる恐怖

パンツ洗ってきました。
図らずも今日のうんちのコーナーやっちゃった、、、
下痢だし。しかも。

ところで、ちょうど俺と同じくらいの時期に、ある友達もYouTubeを始めました。そいつは双子で、二人ともめっちゃイケメンっていう、俺にないコンテンツ力(りょく)をめちゃくちゃ持ってました。もちろんそいつはすげえ良いやつだし、今でも友達です。

ただ、そいつらは、やはり俺とは全く別の視聴者層に大ウケして、瞬く間に人気者になって行きました。

周りのみんなは、同じ一つの「YouTuber」という大きなくくりで一緒にし、比較し、俺をいじり始めました。「あいつはめっちゃ伸びてるけどお前は?」って。

YouTubeを一人で始めるくらいの馬鹿なんで、普段の俺だったらむしろおいしいとすら思います。みんな冗談で言ってるのもわかるし。

でも、あのときはそうじゃなかった。友達の発言の意図がどんどんわからなくなって、冗談が通じなくなってた。

例えば「死ねよ」って友達から言われても、しっかりとした信頼関係があればそれが冗談だってことはすぐにわかります。
じゃあ、その信頼関係を信じられなくなっていたらどうか。
本当に「死んでくれ」と言われている気持ちになっちゃうんだよね。

で、そんな状態に付け込むかのように、俺へのディスは過激になっていった。友達は面白がってただけだとは思う。ただ、今になると、いじめってのはこういうのから派生して生まれるもんなのかな、とも思った。

学校とか、バイト先とか、どこでもとにかくどこでもYouTuberなんだからなんかやれよ」「登録者増えてる?」「動画まだ?」「面白くない」「もっとこういうのやりなよ」「全然伸びないじゃん」って。逃げ場がなかった

俺との話のきっかけや話題の一つだってのは今では十分理解してる。でも、もはや言った側の意図なんて関係なく、「YouTuberのだんまつ」に関わる全てが俺を傷つけていた

たぶんだけど、これは後述のリテラシー問題にも通じるものがあると思ってる。受け取る側の気持ちってのを考えて行動するのは、並大抵のことじゃないし、こうやって何かを発信する立場になってようやく考えさせられることだと思う。

この時点でもう、目標も夢もモチベさえも失ってて、空っぽの状態で、YouTubeを始めた瞬間の運動エネルギーを消費するだけだった。減速しながら、惰性ですべり続けてた

そんなときに、友達の一人からある企画を提案される。
詳しい内容は言えないくらい過激なもので、しかし、確かに大ウケする確信はあった。

心のどこかでは「このままじゃ終われない」と思っていたようで、久しぶりに火が付いた

でも、結局この企画がとどめを刺した。

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いかがだったでしょうか。パート2はここまでとなります。
少しダークというか、精神的につらかった時期の心情を赤裸々に語っているので、重たい話になっちゃったと思います。てかホントに赤裸々すぎて恥ずかしい。やだ。えっち

ともあれ、実在したYouTubeドリーマーの話は明日のパート3を持って完結します。どうか最後までお付き合いください!

今日はここまで。では。


p.s. あ、Final Fantasy Vll Remake 早速生放送で実況してます。1パートが数時間単位なのでめっちゃ長いですが、後日再編集した動画も出そうかなって思ってます。YouTubeをやめた話をしている中大変恐縮ですが、よかったら見てください!

ちなみに、リンク先のパート1だけは僕の声がめっちゃ小さいのでそこはほんとすみません。


〈次回はこちら〉


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