2023年 プロ野球順位予想 セ・リーグ編

WBCの興奮冷めやらぬ中、注目のプロ野球がいよいよ開幕の時を迎えます。

去年は目まぐるしい大激戦の末、信じられないような幕切れともいえるペナントレースが繰り広げられました。

解説者泣かせともいわれた2022年シーズンの順位を的中させた野球解説者は1人もおらず、ただ1人、篠塚さんのみがニアピンで的中させただけという。
それだけ予想が難しく、それは2023年シーズンにも言えそうです。しかしコロナ禍が収束しているので、再び流行しない限りは、去年ほどの変動ドラマは生まれないと見ています。

そんな中で、素人の僕なりの順位予想をしていきたいと思います。

今回は セ・リーグ編 です。

①まずは2年連続の覇者、

東京ヤクルトスワローズ

選手層の顔ぶれは去年とあまり変わらないと思います。

投手陣では、抑えのマクガフが離れてしまったことによる穴埋めが課題となっています。ただそれでも高津監督の選手マネジメント能力は非常に現代野球にフィットしているし、若手投手も有望株が多い中で大崩れするようなシーズンになるとは思えません。

そして打撃陣に目をやると、村上が去年レベルの成績を成績を残せるかというと微妙な所があります。2年連続で本塁打50本以上なんてそうそうないでしょう。いくら神様だからって…() 40以上打てれば大合格。どちらかというと苦戦しそうな予感があります。そうなると確実に得点能力が落ちてくるので、去年ほどの勝率を残せるかと言われれば難しいんじゃないかと。開幕塩見の不在も痛いので、どれだけ早く帰ってくるかにもよりますね。



②続いて、三浦監督率いるチームが大躍進を果たした、

横浜DeNAベイスターズ


選手層のバランスが非常によく、特に攻撃的な打撃陣に今年も期待がかかります。

投手陣の目玉はなんといってもメジャーリーガーのトレバー・バウアー選手の獲得で、サイ・ヤング賞経験もある大物としてマスコミを賑わせています。
とはいえそのサイ・ヤング賞はコロナ禍における少ない当番回数の時であり、日本に来た理由がプライベートのトラブルによる所も大きく、素行に関して疑問符がつくような助っ人が果たして日本野球に馴染めるかといえば、確実な期待は持てません。この投手が2桁勝利するくらいシーズンで活躍してくれれば優勝も見えてくるでしょう。今の所は様子見です。



③次は開幕から大きくつまづくも脅威の挽回を見せ、昨シーズン見事Aクラス入りを果たした、

阪神タイガース


言わずもがな、超強力な投手陣の厚みは健在で、新たな岡田政権でリーグ優勝に向け大きな期待が持たれているチームです。

このチームの課題は打撃力と守備力、そしてシーズン終盤戦の弱さ。毎年指摘されている問題をどう克服するかに全てかかっており、大山と佐藤輝明、外国人選手によるクリーンアップの活躍なしに頂点を極めるのは難しいと考えられます。 
しかし広い甲子園の性質上、長距離打者にとってこのホームはとてもプレッシャーがかかる為、シーズン通して長打や打率、打点を残せるメンタルと体力を持つ選手がいるかとなると、まだまだ成長段階といわざるを得ない気がします。岡田監督の野球哲学に選手たちがどう答えていくかが見物です。



④続いて阪神とは全く逆で、開幕スタートダッシュに成功したものの度重なる不運と中盤以降の大失速によりまさかのBクラスを味わった、

読売ジャイアンツ


原監督に対するバッシングや泥沼を示唆するメディア記事も多くあったものの、それでも誰にも到達できないような輝かしい功績を上げてきた原ジャイアンツがこのまま終わるとは思えません。

鍵を握るのはやはり投手陣。層は薄い薄い言われてますが、正直言って厚いはず。はず。若手の有望投手がたくさんいるし、去年はシーズンを乗り切れなかったものの大器の片鱗を見せ付けた未来のエース候補たちがいます。ただ狭い東京ドームの宿命で崩れ出すと立て直せなくなることも充分見込めます。

野手陣に目を向けるとその役者揃いは健在で、吉川、坂本、丸、岡本、中田、梶谷、新外国人のブリンソンも上々の出来栄え。坂本のコンディションにも掛かっているが後任の門脇が頭角を現しており、明るい原石がカバーできるかどうか。やはり中堅ベテランを支える若手選手の活躍なしに優勝はありえませんね。



⑤続いて、新井監督の手腕で巻き返しを図る、

広島東洋カープ


野球解説者たちからの評判はあまり良くないですね。殆どが順位予想で最下位かその次点を付けられています。秋山の不振や、チームのオープン戦成績が良くなかった所を見ると確かに不安要素はありますね。

とはいえ決して弱いと言い切れるような戦力ではなく、打撃陣の調子が上がってくれば恐ろしい打線になることは間違いありません。秋山、西川、坂倉、野間、新外国人の2人の打線はハマると止まらないでしょう。
後ろには栗林という安心のストッパーがいますし(調整がまだまだと言えますが)、先発ローテーションが上手く機能していけるかに命運はかかってそうです。開幕ダッシュはちょっと期待できそうにないのは置いといて、中盤以降徐々に上がってくるのではと思っています。


⑥立浪野球の真価は発揮できるか。最後に去年最下位に沈んだ、

中日ドラゴンズ


このチームは今年、かなり上がってくると思っています。普通にAクラスあるのでは? それくらい期待できる選手が頭角をめきめき出しています。

まあ投手陣は言わなくても大丈夫。阪神と並ぶセ・リーグ最強の布陣だと太鼓判を押せます。
(WBCの素晴らしい投げっぷりを見るに髙橋宏斗は中継ぎに置いてもいい気がしますが)

野手陣は、
岡林→大島→高橋周平→アキーノ→ビシエド
という打順で決まりそうですが、どうにも右左のバランスが気になるんですよね。
個人的には岡林→ビシエド→大島→アキーノ→高橋周平くらいが丁度いいんじゃないかと思ってます。



とここまでざっくり評価してみて、セ・リーグ順位予想していきたいと思います。

1位 読売ジャイアンツ
2位 東京ヤクルトスワローズ
3位 中日ドラゴンズ
4位 阪神タイガース
5位 横浜DeNAベイスターズ
6位 広島東洋カープ

打撃力という視点で見ると、巨人は断トツだと思っています。あとはどれだけ怪我人を出さないか、怪我しても後ろでカバーできるか。よっぽど悲惨な状況にならなければ優勝に最も近いチームが巨人ですね。

スワローズが去年より落ちてくると予想すると巨人と熾烈な優勝争いになると想定してます。戦力差はそこまでないので。

そこになんとかしがみつきながら中日と阪神でAクラス争いを披露し、勢いに乗り切れなかった横浜と広島が下位で終わるのではと考えています。

あくまで予想であり、贔屓なしに総合力を鑑みて出した予想です(進次郎構文)。

間違ってようがなんだろうが多目に見て下さると助かります。当たるわけないので←

更に予想が難しいパ・リーグ編も書いていきますので、よかったら読んでみて下さい🙇‍♂️


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