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紅葉と私たちの意外な共通点!?

イチョウの優しい黄色が敷き詰められた落ち葉の絨毯に、
見上げると小高い木が赤と黄色と茶色に色付けられて、
そこに風が吹いたりしたら、本当に美しくて、
ついつい重い買い物袋片手に急いで帰りたいのに、
足を止めてしまうことも。

紅葉は、秋の街を彩る欠かせない存在です。

せわしない毎日を送っていると、そういったことは
通り過ぎてしまいがちだけれど、
きちんと季節を感じることは感受性を呼び覚まして、
心を柔らかく蘇らせてくれる感じがして、私は好きです。

紅葉はなぜ起こる?

そういえば、なぜ紅葉は起こるのかなとふと気になり調べてみると、

気温が低くなると生産できる養分が減り、省エネモードとするために、
葉のはたらきを徐々に止めていくことで、
クロロフィルが減るため緑色がしだいに弱くなるので、
もとから葉にあった、黄や赤に見える色素が見えるようになる
という仕組みだそう。
(引用元:https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_01_15.html)

あれ?なんだかこれって、人間にもつながるなと・・・


人間も紅葉する?

若い頃はエネルギー効率関係なく、
心も体も、下手にがむしゃらに取り組んでしまうものだけれど、

年を重ねてゆくごとに、いい意味での効率の良さがわかってきて、
ちゃんと休むべきところは休んだり、自分が磨耗しすぎない
心の使い方を覚えたりしてゆくもの。

そして、若い頃は周りに惑わされたりしてわからなかったり
するものだけれど、
大人になってゆくと、そんなのに踊らされずに
自分の本当の色を認められたり発見できたりして、
自分本来の良さがわかってきたりもします。

なかなかそう考えると、何気なく毎年見ているこの美しい紅葉
というものも奥深いなと思えてきます。

私たちも植物の紅葉のように、内実ともに美しく「紅葉」できたら
素敵だな、なんて思う秋の夕暮れでした。

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