降臨する食い意地について

2023年に降臨した各食い意地について記録しておこう。

干し芋
2023年は市場に出回る干し芋の種類が増えた。嗜好性の異なる人を広く「干し芋」という言葉で抱きしめられるようになった進化ともいえる。干し芋の食物繊維の豊富さが伝えられることも多いが、成分表示をご覧。俄然、糖質が多い。

ミーノそら豆 by カルビー
自宅からの徒歩圏内、どの店に入荷しているのかくまなく観察した初めての菓子。一時期入荷が途絶えたときの絶望感たらなかった。あるはずの店舗2つ目で見つけられなかったとき、生産停止の恐怖を感じ、手が震えた。お塩は拭いて食べる方が私はおすすめ。

メープル香るナッツと北海道産かぼちゃのサラダ byセブンイレブン
のっているクリームは口に含むと空気が弾ける音がするほどに軽い。かぼちゃのサラダというのは古来より色々なものがガシャガシャと混ぜられるのが常なのに、このサラダ結構シンプル。そこが素晴らしく好きだった。もう販売していない、失恋級のかなしみ。

柿・桃
柿はうすくピーラーで皮をむく、桃は熱湯に軽く通して果物ナイフと親指で皮をはさみ丁寧にむく。それをそのまま切らずにお皿において、ナイフとフォークでいただく。アレルギーなので途中からピリピリし始める。吊り橋効果でもっと好きになる、気がしている。

カナール・ユズコショウ by PAUL
手間をかけて調理された様子の鴨ハムが程よい厚みを保ってスライスされ、しっかりめのフランスパンの間からぺろんぺろんと覗く。柚子胡椒のソースはスパイシーだけれどからすぎない品のよさ。どうかずっと販売し続けて欲しい。

以上

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