「重心を落とす」を再発見する瞬間

悩んでいることを人様に相談することの意味を私が最も痛感するのはカラダの使い方。

最近は、”この運動”に長けた人と一瞬でいいからカラダを交換させてもらって、この動きの正しい感覚を知りたいという願望が増えている。それは時に、馬に乗っているときであり、筋トレをしているときであり、走っているときである。

小さな頃、背中が数ミリでも丸まろうものなら母の視線が厳しくて、私は背筋をピンと伸ばすどころかやりすぎて反り腰になった。何も意識しなければ常に反り腰となってしまい、まず高校時代に腰を痛めた。それから徐々に「わたし、自分の人生歩んでいるので」風に母の視線に負けずに背中を丸めることを覚え、直ってきていると思っていたが、この染みついたくせが、馬に乗るとき疎ましい。
この問題に向き合うため数年に渡り、情報を収集していたがこの前すごくいいことを教えてもらった。

反り腰を押さえて重心を落とすには、腹式呼吸でたっぷりと空気をお腹の下に溜めるといい。それで前にも空気を抱えるようなイメージにする。胸式呼吸で空気を溜めたときと重心が異なることを比較してみるといい、と。

これまでで一番つかみやすいイメージ。感動した。

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