よくわからないあの世の小話 3 アマビエさん生態日誌

ごんぬづばー龍斬です。今回は前回の小話に引き続きなんとなーくアマビエの妖怪としての生態を見ていきましょう。

まずアマビエは熊本県沖に生息する海棲の妖怪です。なんと卵で増えます。卵の殻が固いので海棲爬虫類かもしれません。

群れで生きてますが結構な数居ます。数十から百くらいを一つの群れとして確認してますが群れ一つだけの生き物がアマビエって事はないでしょう。

島の多い地域ですから遠浅の海でしょうし、主にその海底に住んでいると想定されます。水中では三本の足を器用に使ってすいすい泳ぎますが、陸に上がると二人三脚みたいにぺったんぺったん歩きます。ただ、毛が触手になるらしく急ぐときは毛で這い回るようです。

食性としては大型の魚を捕って食べているようです。鰤を食べているのが確認されています。主に肉食なようですね。

海の生き物と言えば日本人なら気にする味の方ですが、体の破片を培養した肉を食べた所、えもいわれぬえぐい臭みが広がって参りました。大きくなるとこれにアンモニア臭が混ざってとても食えたもんじゃありません。アマビエは食用には向きませんね。

なお知能は思ってるより低いです。あんまり賢くはありません。予言獣なので先が見えるから知能の代替が効くようなのですが、頭の回転は良くないようです。また、予言の力は年齢を重ねるごとに強くなるようで、若い個体は直近の問題しか認識できないようです。

以上、アマビエの観察レポートでした。いつでも見に行けるから質問があれば調べてくるヨ!

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