見出し画像

歯科大受診レポ②〜ダウン症の息子の飲み込み編〜

咀しゃくは発達中だった息子くん
(前回記事参照)

今の問題はどちらかというと
飲み込みにあるようで…

それでは
歯科大受診レポ②いってみましょう。

--------------------

①評価

結論「要注意」

どうやらお食事の発達の過程を
一個飛ばしているご様子。

ザックリいうと
くちびる→舌→歯の順で発達していく…

らしいが
息子は舌の発達飛ばし気味とのこと。

大人と子供は飲み込み方が違うらしい。

【大人さん】
食べ物を口にためて、舌で喉の奥に送り飲み込む(ゴックンって喉動くやつ)

【子供さん】
舌を出したまま飲み込む(おっぱい飲む時みたいな?)

ウチの子の食事風景見てみると

…ペロ!

「舌でてるやん!!」

そう、舌出たまま飲み込んでる時がある。

この飲み込み方をする子で
注意すべきことはズバリ

窒息

大人の飲み込み方をすることで
どうやら誤嚥を防止するんだって。
誤嚥を防止するってことは
窒息を防止するってことね。

まぁつまり今の飲み込み方だと
誤嚥リスクがあがっちゃうってこと。
死亡事例も多いみたいだから要注意ってことに。

注意ポイントや特訓方法はあるらしく
伝授していただいた。
(スーパー優しい先生)

②注意ポイント

注意すべくは飲み込み事故。
・硬い丸い物(うずらの卵やミニトマト)
・口の中でばらけやすいもの(卵焼き)

パクッといけて
詰まらせることがあるから
サイズに気をつけたり、
とろみやソースでばらけにくくするのもアリだって。

あとは窒息時の対応
・まず救急車
・逆さ、顔を下にして背中を叩く
・目視で確認できる時はかきだす
(確認できない時は余計奥に入れちゃう可能性あるから書き出しNG!)

③特訓方法

口の前の感覚を育てる。
どうやら口は奥より前の方が感覚が鋭いらしいよ(くちびる、前歯、舌先みたいな)。

特訓①
くちびるが締まる練習

ごはん(お米)を
スプーンで押し付けて平らにして食べさせる。
口の方向と平行にして
前歯で齧りとる習慣をつけるんだって。

あとは食事以外のくちびる強化としてオススメされたのが、

吹く!!

フー!って吹く!!

どんなことして吹くかの例はこんな感じ
↓↓↓
・シャボン玉
・ろうそく
・吹き戻し(これわかる?)
・スポーツ吹矢(初めて知った)

あとは
紙を吹いて的に当てるゲーム

みたいなことも教えてもらいました。
なんか楽しく特訓できそう。

ちなみにこの「吹く」ってやつは
くちびるだけじゃなく
ほっぺたの強化にもなるらしく
結構オススメされました。

診察後から早速
顔に息を吹きかけ合う遊びを編み出した。
息子は大喜び。
僕は遊び開発の天才なのかもしれない。

そんな感じで実りある診察でした。

おわり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?