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泣き虫な少女

明けない悲しみの向こう側で
手を振るのは誰
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4月30日(火)
最近泣いてばかりだ。
元々泣き虫なわたしは涙が止まらなくなる時がある。
言葉を発したいのに、言葉の前に涙がぽろぽろと零れ落ちてしまうのだ。
言いたいことはたくさん、たくさんあるのに涙がそれを遮ってしまう。
言葉はわたしにとって大事で大切なのに、どうしても難しいのである。
文章にするのは好きなのに、言葉にするとなるとどうしても黙ってしまうのだ。
そんなわたしを誰が愛してくれるのだろうか。
誰が手を握って、頭を撫でて、背中をさすってくれるのだろうか。
これは我儘な願いなのだろうか。
もしそうだとしたら、わたしはわたしを1人きりで生きていかなければいけないのだろう。
怖い、怖い、わたしの言葉が怖い。

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