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クリエーターお悩み相談会に参加したら恋愛トークが熱かった
先日行われた、現在バリバリのクリエイターが、同じく現在バリバリのクリエーター相談員に何でも相談しちゃおうぜ!なイベントに参加しました。
濃いのか薄いのか分からない感じ・・・でもなぜか為になったので、この謎なお悩み相談会をまとめてみた。
イベント概要
全クリエイターのために贈るノンカテゴリーお助けトークイベント クリエイターお悩み相談室 第0夜
「お悩みごとはないですか?」
リモートワーク、キャリアプラン、結婚、家庭と仕事の両立、独り暮しでの老後、世界平和…と悩みの大量生産が進むニッポンのクリエイター業界(クリエイターに限てってではないですが)。
本業の「モノツクリ」に関することはもちろんのこと、「悩み」は尽きません。
そんな「悩み」はあなただけではないかも!?
っということで、イベント参加者から寄せられたお悩みを
「お悩み相談員」が雑談する、ラジオ感覚のお悩み相談室イベントです。
それぞれのやりとりをフンフンと相槌を打ちながら、できるだけのログを取っていたので、その内容とそれに対する僕の勝手な解釈を記載しています!
お悩み相談
相談員の大雑把な紹介
相談員A:ベテランPM兼ディレクター。お茶汲み入社からの叩き上げのクリエイター。そして元役者、滑舌良く(本人は逆の認識だそうだ)早口。
相談員B:某巨大クリエイティブ系イベント登壇経験(僕は生中継お金払って見た)もある、クリエイター。ひげもじゃでビール大好きで最近フリーランスに転職。
相談員C:凄まじい紆余曲折を経ているクリエイター。某社を設立し、現在も社長。嫁さん大好きで、バー最強説の生みの親。
Q1:コロナ禍での転職による悩み
コロナ禍での転職で、一緒に働くメンバーの特性などのキャッチアップに苦労している。
リモートワークでの新たな会社になれる方法は?
相談員A:自分が周りを見るということではなく、逆に自分を見てもらう方が楽じゃ無いかと思う。
相談員B:自分を知ってもらって仲良くなるのがいい。仲良くなれる人を見つける嗅覚は必要な気がする。
相談員C:リモートの練習は必要だと思っている、自分でどのような環境を作れるかかな。リモートワークに(慣れることに)苦労させてる会社が良くないかとも思う
相談員B:喫煙所スペース的な場所は欲しい。喫煙所スペース文化、立ち話しがない
相談員C:雑談に求めるものって会話だけじゃないよね、人肌恋しくなるというか・・・
リモートワークって結局約束しないと話ができない宿命なので、「馴染まなきゃ」って考えがちな思考をガラッと変える相談員の答えはハッとした。
周りを見るではなく、思考を変えて「私を見て」でいきましょ!
見られてんなーとわかったらその視線の主と仲良くなるべし。
Q2:これからのディレクター像について
かつての女子マネ的お世話係っぽいディレクターから脱却した、最近のディレクターの姿とはどんなものでしょうか?
相談員C:PJがデカくなればなるほどお世話係的なものは必要になる
相談員A:制作進行係はこれから必要無くなっていくんじゃないかと思う
(質問者)昔は制作プロセスが今みたいに便利なツールがなかったので、人と人の管理業務は重要だったんですよねー。
相談員B:細分化、やってることのコード化が進んでいるので、分業化が進んでいるその中でどこに向かうかだ。ディレクターという名前を使わない場合になんだろう?を考えると答えが見えそう。
相談員A:何かをする人でいいと思う。見栄えを良くする人とか・・・
相談員B:海外ではディレクターという職種はなく、意味が違う
相談員C:お世話ではなく、現場監督。尻を叩く人は必要。お世話係を脱却しなくてもいいんじゃないかな、要は考え方。お世話係を極める。
自分はこうなろうと考えると時代に取り残される。FFでは今も白魔道士が重要視されているのと一緒。
全体を見ることにかかるコストはめっちゃ少なくなってきてるし、色んなプロの集合体でないと作れないものも増えてきた。その中で自分は何をするのか・・・自分はこうなろうと考えると時代に取り残されるは名言。
誰でも進行タスク管理はできちゃう時代なので、お世話的なところはできるだけ個々に任せる。
自分の特徴を突き詰めた特化型(サービスデザイン型・アート型・実装目線型などなど無限にある)のディレクターになろうぜ!
Q3:ライフステージとクリエイティブ職について
4月から産休になるが、休暇がキャリアブランクにならないか。数年クリエイティブ職から離れているので、即戦力がなく自信を失っている。今後のキャリアライフプランをどう向き合うのか悩み中。
相談員A:僕自身も育休からの復帰に不安はあった。ワークとライフのバランスを考えていたが、そうではなくこの時間はワーク10割、ライフ10割というマインドになったら前進した。
相談員C:僕も某大手にデザイナーで入社したら何故か営業に回されたので同じような経験がある。転属届けを出したらウェディング事業部に回されて、もう戻れないなと思った。その後時期的なきっかけもあって転職しデザイナーになり、その最にブランクが長かったので必死に勉強した。
結局はインプットをどれだけやれるかなので、全然大丈夫。
それと、今のスキルの賞味期限は3年くらいなので、結局誰もが勉強とインプットをし続けている。
相談員B:今使えるスキルはどんどん変わっていくが、社会人としてのスキルは10年前から変わっていない。そこは心配いらない。
結局は、その時その時にしかできない経験の方がクリエイティブには大切。
僕も2児の父です。子育てを通じて意識・認識は大きく変わった経験があり、その後の制作にも大きく影響を受けた。
休もうが働き続けようが結局インプット・勉強は必要。それを気にするより、その時にしかできない経験の方が個人の力になって、クリエイティブには重要!
Q4:with/afterコロナな?恋?の始め方
出会いがない。社内恋愛がいいのですがきっかけの作り方がわかりません。
相談員C:社内恋愛リスキーだと思う。主張先で恋をする「男は辛いよ」状態がいいんじゃないかな。
相談員A:終わらせ方が難しい。安全に終わるためには条件が揃わないといけない。お互いに価値観がお互いに逃げられるか・・・などなど。これもマネージメント能力だ!
相談員C:恋愛している時は脳がチンパンジーになる。出会うコツは、台風の日にバーに行くのがいい。社内恋愛はやめとこう!
相談員A:コロナになってからの通勤途中の一目惚れ・出会いがないのが寂しい。
なぜかこの質問異様に盛り上がった。実際の相談はもっと欲にストレートな感じだったんでここではややライトに載せてますww
相談員の赤裸々な実体験がポロポロでてて、クリエイター関係ないやんと思いながらそれがいい!と楽しめた。社内恋愛はやめとけ、という具体的なアドバイスと共に以下の名言を載せておきます。
"恋をしたらチンパンジーになる"
"台風の日のBAR最強で最高"
この2つ忘れるな!
Q5:国境を越えた?イラストレーターの技術指導
留学生に「押したままとドラッグして」というのが伝えられない。どう説明したらいいのでしょうか?
相談員B&C:Youtube見せるのが早いんじゃないかなー
相談員C:自分が制作しているのを動画に撮る
相談員B:小学校の先生は手元と画面共有を見せている。手元を見せるのが重要
言葉での説明は広い目で見ると限定的なので、実際の作業を見せることが有効。もっと言えば実際に作業させてトライ&エラーを繰り返そうぜ。
百聞は一見にしかず ですね。
まとめ
今回は第0夜ってことで実験的にお悩み相談になったようですが、存外に(失礼ww)楽しかったし、勉強になった。
参加のハードルも低く気軽さも感じられたので、次回も参加しようと思った。
裏テーマに、クリエイターの仲間を増やそうぜ!ってのがあるので、コロナで以前のような横の広がりを作れなくってつまんないなーと思っていた僕にはピッタリだった。
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