ご挨拶(GC GFミーティングご参加の皆様へ)
明日のミーティングの前夜祭に参加させて頂きました!
御馳走になったうえ、お土産まで頂きありがとうございました😊
お酒の席ということもあり、自己紹介も半端になってしまい、大変申し訳なかったです。(^_^;;
改めて、簡単にまとめておきたいと思います。(^ ^)
秋田からの参加でした。
1986〜1996年まで◯士重工に勤めておりました。
入社当時はバブル期で、大量に採用していた時期でもありました。
数ある求人の中から、◯士重工を選んだのは、
いすづ自動車を退職されて来た当時の製図の先生の勧めもありました。
中学生の頃から、車のカタログ集めにハマっておりました。
中でも◯バルの車の登坂性能という子供にも分かりやすい性能が心に刺さっていた記憶があります。
アルシオーネという車も魅力的に感じ、就職試験の面接では、4WD技術や、空力の話を一生懸命にしたところ受かりました。(^_^;;
配属はテストコース内の実験部門。
初めてテストコース内に入った時は、テストコースを凄いスピードで走る車に驚いた記憶があります。
長期在庫の車でしたが、念願のアルシオーネも社割で購入して良い滑り出しでした。
ウチのクルマって、あまり良いのが無いかも…
入社から数年が経過し、他社の色々なクルマを見るにつけ、
魅力的な、若い自分が乗りたいようなクルマが無いような気がして来ました。
そんな頃、ちょうどWRCのサファリラリーにメカニックとして参加する機会がありました。
世界レベルのモータースポーツに出場しているクルマに直に触れる機会を得ることが出来ました。
WRCで勝利するべく開発されたGC8
WRCから帰国後、
自分もGC8の開発に関わることに。
担当は、パッケージングと内装の開発でした。
パッケージングとは、車のドライビングポジションを決めたり、居住空間や視界の広さなど。ピンポイントで車のラインを決める、点を決めます。
デザイナーさんは、そこのポイントを抑えつつデザインを決めていくのです。
Tさんとの関わりはそこから始まりました。(^ ^)
内装の開発は、運転者や乗員の目に見え、触れるところ全てに渡る
モータースポーツで勝利するべく開発されたWRXの内装は、
車両のインターフェースとなる、シートとステアリングにかなり拘って開発されました。先に発売されていた某社の◯TーRのシートをかなり参考にさせて頂きました。
ステアリングは、当時ラリー界では必須の装備とされていた、ナルディのステアリングも採用致しました。レーシンググローブをして操作した際に丁度良い細身のステアリングが特徴でした。
シートの開発は、公道やテストコースのみで行っていましたが、
WRXからは、サーキットでのテストも行われました。
弟分のヴィヴィオRXーRも同様でした。
かくして、1992年の発売から、根強い人気を誇るGC8が誕生しました。
WRCでの歴史を刻みながら、今でも多くの方に愛され続けているGC GF8。
とてもありがたく、開発者冥利に尽きると感じています。
26年ぶりの再会。
自分も、今年6月にデザイナーのTさんからGF8を譲って頂き、
せっかくの機会でしたのでミーティングに参加させて頂きました。
26年ぶりに乗るインプレッサ は、当時の記憶を蘇られてくれます。
楽しい車です。(^ ^)
どうぞ宜しくお願い致します。