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今日の発見🔍 コケた後に

うどん県OTのだんです。

日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。

主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

コケた後に

今日は右片麻痺の方との発見です。

3年くらい通われている視床出血の方です。

患者さん(以下 患):「このまえコケちゃって・・・😥」

私:「大丈夫ですか?どこか打たなかったですか?」

患:「大丈夫だけど、シリコプタ(うどん県の方言で”おしり”のこと)が痛いんや。他はどうもないけどな。」

私:「じゃあ身体みせていただきますね。」全体的にかたくなっている・・・麻痺側も非麻痺側も伸びにくくなっている・・・「少し緩めていきますね。」モミモミすること数10分。

患:「お〜!きもちいいな。極楽や(笑)」

私:「じゃあ少し動いてみますか?」

患:「あれ?シリコプタの痛みが無いな。身体も動きやすいな。」

考えてみた

転倒の後は身体は屈曲傾向が強くなります。

1種の防御反応です。

我々は有害な刺激に対して防御反射(屈曲反射)が出現します。

それは、転倒した際にも出現し、全身的に屈曲反応が強く出現します。

元気な方なら数日経過すると自然に戻りますが、片麻痺の方は自己修正が難しく、屈曲したまま固定されてしまいます。そして、動きにくくなることで動かなくなるという負の連鎖に陥ってしまいます。

私はコケた後はベッドの上で大の字になれることを目標としています。

すると、こわばっていた身体が伸び、リラックスすることで、身体も動きやすくなるそうです。

あらためて勉強です📚


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