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光と"影"

わたしは

「キラキラとした光の道を辿ってきていた。」

でも、前しか見ていなかった私はいつの間にか周りの光を見落としていて、気づいたら暗くて窮屈な光の無い"影"に辿り着いている。

「いつの間に"影"にきたのだろうか?」

そのように思い返しても"影"の世界に光は無く、後ろにも光は見当たらなかった。光に憧れる私は影から抜け出そうともがくのだけど、光は眩しくて、時に鬱陶しく近くに寄るたびに自ら離れてしまう。

"影"にいる私にはどうしても光を直視できなくて、光も"影"に近寄ってきたと思えばすぐに離れていってしまうのだ。

影は光を憧れながら嫌うのだけど、

「光がないと"影"は作り出せない。」

今日も光と影を見ながらそんな事を思う。

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