【菜切包丁】とは?特徴とメリット・デメリットや選び方!
【菜切包丁】は古くから日本でよく使われてきた包丁です。
その名の通り“野菜”を切ることに特化した包丁ですが、形状が違うタイプのものがあり、目的に応じて選ぶと調理がよりしやすくなりますよ!
【菜切包丁】はただ野菜をトントンと切るだけの包丁ではありません。
【菜切包丁】の特徴をいかした使い方を知っておきたいですね♪
当記事では【菜切包丁】について以下の内容をまとめています。
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1. 【菜切包丁】の特徴とは?
2. 【菜切包丁】のメリット
3. 【菜切包丁】のデメリット
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【菜切包丁】の特徴とメリット・デメリットを知って自分に合った包丁選びの参考にしてみてくださいね。
菜切包丁にはどんな特徴がある?
【菜切包丁】は、野菜を切るために作られた包丁です。
野菜が切りやすいような刃の形状をしており、野菜を潰さずにキレイにカットできるようになっています。
特徴を詳しく見ていきましょう!
一般家庭で家庭料理の際に使うのであれば、16㎝~20㎝程度のサイズ感が使いやすいでしょう。
刃幅はかなり広い作りになっていて、大きな食材もまっすぐにキレイに切ることができます。
刃厚は薄い作りのものと、厚い作りのものがあります。
また、関東と関西では形状が異なります。
関東型は、全体的に四角い形状をしており切っ先は尖っていません。
この形状から千切りがしやすい包丁になっています。
一方で関西型は、峰側がカーブしていて切っ先が尖っています。
尖った刃先を使って飾り切りや切り抜きなどの細かい作業が可能です。
関東と関西では形状が違うため目的に応じて選ぶと良いですよ。
上手に使いこなせるようになれば硬い食材も難なく切れるようになりますよ♪
【菜切包丁】は余計な力を入れなくても食材をスムーズに切ることができます。
野菜料理を多く作る家庭では欠かせない包丁と言えますね♪
菜切包丁のメリットとは?
【菜切包丁】の最大のメリットは、とにかく野菜が切りやすいということです!
刃がまっすぐに食材に入るので切った断面もとても美しく仕上がります。
【菜切包丁】のメリットを細かく見ていきましょう。
【菜切包丁】は切っ先が尖っていない関東型と切っ先が尖っている関西型でメリットが多少異なります。
関東型のメリットは、均等に力が入るので葉物の千切りなどがしやすいという点です。
一方で関西型のメリットは、刃先を使って 細かい作業ができるという点です。
関東型にも関西型にも共通するメリットは、カサの大きな野菜を余計な力を入れずに一気に切れて桂剥きがしやすいというところですね。
次に【菜切包丁】の刃厚の違いによるメリットを見ていきましょう。
薄い刃の【菜切包丁】は食材が薄く切れて、千切りやみじん切りがしやすいというメリットがあります。
刃が厚い【菜切包丁】の場合は、かぼちゃなどの硬さのある食材を切っても刃が欠けにくいというメリットがあります。
大きくて硬い餅を切ることもできます。
薄い刃のタイプにするのか、厚い刃のタイプにするのかは用途によって選ぶと良いですね♪
菜切包丁のデメリットは?
次に【菜切包丁】のデメリットについて
見ていきましょう。
切っ先が尖っていない四角い形状をしている関東型は、小細工には向かない包丁といえます。
一方で関西型の切っ先が尖っている【菜切包丁】は、切っ先が尖っていることで刃全体に均等に力が入りづらいという面があります。
また、切っ先が尖っているので刃先の部分を使うと千切りがしづらく、食材が下まで切りにくい場合があります。
関東型と関西型のどちらの【菜切包丁】も
肉を切ること
魚を切ること
これらはできない包丁です。
また、刃の厚みによってもデメリットが異なります。
刃の薄い【菜切包丁】は、硬い食材を切ると刃が欠ける可能性があります。
刃の厚い【菜切包丁】は、食材が薄く切れない、細かい作業はしづらいというデメリットがあります。
このように【菜切包丁】はなんでも切れる万能包丁のように幅広い食材には対応しきれません。
しかし、野菜を切る際に用いることで料理の幅が広がり、調理時間の短縮やより美味しい料理を作ることができますよ。
また【菜切包丁】を上手く使いこなせるようになれば余計な力を入れず刃を痛めることもなく食材を切ることが可能になります。
【菜切包丁】を使ってたくさん美味しい野菜料理を作ってくださいね♪
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