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46時間について語るとき僕が語ること

1日は短い。24時間じゃとても足りない。可処分時間を増やそうとするとき、物事のスピードを速めるとき、みんなが思うのは生産性だろう。そして生産性はリズムだ。継続すること、リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。

なので今回は生産性。そして生産性と切っても切れない計画性についてのお話。

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生産性ってなによ

万物の根源は数である。
それは嘘だと思う。原子だったり水だったりするし。個人的には火のメタファが好き。流転してほしいのに象徴をつくったらイメージが停滞しちゃうじゃないの。そのイメージが停滞とはほど遠い火なのがさらに素敵。あれ、狙い通りか。

万物の根源は数ではないが、ヒトの精神世界は数でできていると思う。論理と数理よ。数学者でも経済学者でもないけど。

ともかくも生産性を定義する。物的生産性とか付加価値生産性とかいろいろあるけど、原則はこれになる。

生産性 = Output / Input

そして46時間は自分1人の活動だから、全要素生産性でこんな感じ。

生産性 = Outputの価値 / (投入した時間 + 資本) 

​これを前提とする。

計画について語ること

『計画を立てないのは、 失敗する計画を立てているのと同じだ』
西洋の諺らしい。らしいというのは今調べたから。それっぽい言葉があると気分が引き締まるよね。カッコつけたし。

エンジニアは計画の重要性を知っている。重要なのはスコープ管理だ。何を作る? どうやって作る? その作り方は妥当か? ノウハウはあるか? 実績はあるか? 将来の変更に強いか? 属人化を避けられるか? すべてのリスクを管理したか?

エンジニアは実装がすべてだともしっている。存在しないものに価値はない。動かないものに価値はない。アジャイル。小さくはじめて上手に失敗しろ。 Done is better than perfect. この言葉って本当にザッカーバーグが言ったの? というかザッカーバーグが言ったとしても彼って信じていいの?

ある一部のエンジニアは計画倒れが大好きだ。大きな絵を描いて、長い時間をかけて失敗する。失敗した頃には最初の計画は忘れられていて、新しく大きな絵を描くことができる。

ほとんどのエンジニアはプロダクトを愛している。形にしてこそ、動かしてこそ。人の役に立ってこそ、自分の作りたいものを作ってこそ。

計画と生産性の関係は?

計画は不確実性を排除して将来に大きな恵をもたらす。式にするとこんな感じ。

生産性 = Outputの価値 / (投入した時間 + 資本)  -
             (失敗による損失 * (1 - 計画で回避できる確率) )

エンジニアがプロダクトにこだわるのもこれ故だ。
プロダクトがリリースされなければ Outputの価値は 0。
完璧な計画で成功率100%としても

生産性 = 0 / (投入した時間 + 資本) * 1 = 0

言いたいのは、最終的に目標とする生産性を達成できれば、失敗による損失は許容できるということ。...あたりまえのことですね。

だから何かというと

計画なんてちょっとでいいよ。プロダクトができれば。なんで作ってみて語ろうよ、というお話。
とりあえず次回、ポケモンの予定です。

ネズミのアイコン1


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