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ブースターショットに悩む....

小ネタなのですが、3回目のいわゆる、コロナワクチンのいわゆるブースターショットに悩みます。

というのも、副反応への心配とかではなくてワクチン格差のデータを見たからです。下の二つの図はoxfordのデータセット(1)をもとにダクト飯が作成したものなんですけど、特に図1が典型ですが、その国が持つ経済格差によって、ワクチンを購入できる数だったり、品質の管理ができるできないが決定してしまう問題が今更ながら知ってしまったのです(2)(3)(4)。

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図1.x軸が直近の一人当たりのgdp、y軸が人口100人あたりのワクチン接種回数です。相関係数は0.53で、因果関係ではないですが、経済状況によってワクチンの購買力や保管状況などに格差が出るという研究などと照らし合わせてみると十分に意味のある相関と言えます。

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図2.こちらは、x軸が直近の一人当たりのgdp、y軸が人口100人あたりのブースターショットの接種回数です。ブースターショット自体は先進国でも行われてない国も多々あり図1ほどの相関性は見られませんが、やはり意味のある正の相関性が見られます。


世界には1回目を打ててない人口がこれだけいる中、3回目を打っている場合かと。

ただ、自国の公衆衛生上の観点と、それが遠くの国に高い品質をもって分配できるかどうかということから考えると、また当方として1回目を打てない人に問題意識を持ったからといって取り立てて何かできるわけでもないので、現実的な選択としてはブースターショットは機会が回ってくれば、打った方が良いと考えます。

今のところ、現場がどうなっているのか、因果関係は存在するのか、どういった解決策が思いつくのかなど、考えがつかないため、小ネタ程度に構成もちゃんとなく書かせてもらいます。

とにかくこれについては、もう少し勉強します。

【参考文献、データ出所】

(1)owid,covid-19-data
(https://github.com/owid/covid-19-data/tree/master/public/data)

(2)Hussain, W. (2021). COVID-19 Vaccination Challenges in Developing Countries: COVID-19 Vaccination Challenges. The International Journal of Frontier Sciences, 5(1). https://doi.org/10.37978/tijfs.v5i1.356

(3)Vaccine inequity and hesitancy made the Omicron variant more likely, scientists say(https://edition.cnn.com/2021/11/28/world/omicron-coronavirus-variant-vaccine-inequity-intl-cmd/index.html).


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