蔵の街かど古本市と今後について

毎年5月ごろに開催していた「蔵の街かど古本市」ですが、同時開催の映画祭の終了にともない、以前の代表者を中心として始まった同名イベントは一旦終了といたします。

せっかくお預かりした同イベントですが、自分が開くことはついにありませんでした。しかし古本イベント自体は消えておりません。

栃木市文学館では吉本書店を中心に「文学館で古本市」を定期的に開催いたしますし、ダコーブックスでは天平の丘公園での古本市を春に開催予定です。天平の丘古本市は、蔵の街かど古本市と同様、アマチュアの方の出店を募っています。まだ公表はできませんが、小山市内での古本イベントも進行中です。

宇都宮では釜川で新しい本屋の立ち上げが進行中のようです。新しいチャレンジを古本界隈はし続けています。

私自身の古本屋デビューは蔵の街かど古本市でした。終わるのはさびしいですが、集客が正直厳しいイベントでしたので、仕方ないところはあります。でもここでの経験が、今に至るわけですので、無駄ではなかったと確信しています。栃木の古本屋を増やすために、アマチュア参加型の古本市は必ず継続します。今後も古本ファンのご来場、ご参加を心からお待ちしています。

参考:栃木古書組合ホームページ:イベント案内


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