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がんばりを評価してはいけない理由

一般企業と異なり、売り上げや販売実績などで
結果を数値化したり可視化したりするのが難しいのが
保育や介護などの対人支援を仕事の特徴です。

どうしたら
組織と子どもに貢献した良い保育士
反対にそうでない人材に
相応の評価を下せるのか
私も日々考えています。

個人的に守るべきだと思っているのは
「がんばりを評価してはいけない」
ということです。

「がんばっている」というのは
評価される側の主観
もしくは
評価する側の主観
でしかなく客観的な判断ではないからです。

数で表せない定性的にがんばっているかどうかを評価してしまうと
評価者が見ている前でがんばっているかどうかになり
不公平になりやすいと考えています。

がんばる姿勢及び努力の方向性が合っているのであれば
それは『認める』べきものですが
成果に繋がっていないのであれば
『評価』するものではないと思います。

数値化ができない事柄が多いからといって
がんばる姿勢を評価に入れるのは
結果として組織の成長に結びつかない
と考えます。

もし評価に入れるのであれば
「○○先生の姿を見て、自分も○○するようになりました」
というように第3者から自然と声があがるようであれば
それは可視化された実績として
評価に値するのではと思います。

少なくとも評価の基準は明文化
「なぜあの人が?」
というようなことがないように
整えるは組織として
最低限のことではないでしょうか。



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