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言語聴覚士のメリット・デメリットとは?向いている人の特徴も紹介

言語聴覚士は、「聞く・話す・食べる」の専門職であり、患者さんの生きる喜びに直結するリハビリ職種です。やりがいがある一方で、辛いと感じる時も少なからずあるかもしれません。言語聴覚士を目指すのであれば、仕事としてどのようなメリット・デメリットがあるのか、また自分が言語聴覚士に向いているのかなどをしっかり確認しておくとよいでしょう。
 
そこで本記事では、言語聴覚士のメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット・デメリットとあわせて、言語聴覚士に向いている人についても解説します。

言語聴覚士のメリット

本章では、言語聴覚士として働くメリットを紹介します。
言語聴覚士を目指している人や言語聴覚士の良さを知りたい人は参考にしてください。

自分の強みが活かせる

言語聴覚士の仕事は、自分の強みを活かしやすいです。具体的には、「人と話すことが好き」「人を観察するのが好き」「人助けをするのが好き」などの人は、強みとして仕事に活かせるでしょう。
 
自分の強みや好きなことを活かしながら仕事ができるので、やりがいのある仕事と感じやすいでしょう。

職場復帰がしやすい

言語聴覚士は、どの病院や施設においても需要が高いため、就職や転職で苦労することはほとんどないでしょう。
また、一度でも言語聴覚士としての実務経験があれば、子育てなどでブランクがある状態でも職場復帰がしやすい傾向にあるのも大きなメリットといえます。

言語聴覚士のデメリット

言語聴覚士はやりがいのある仕事な一方で、人によっては辛く感じるようなデメリットが存在するのも事実です。
言語聴覚士になるメリットだけでなくデメリットもしっかり押さえ、自分が言語聴覚士に向いているかを見極めましょう。

常に学ぶ姿勢が大切になる

言語聴覚士の業務を続けていくためには、常に学ぶ姿勢が大切です。
言語聴覚士の行うリハビリ内容は常に変化し続けます。

患者さんにより良いリハビリ内容を提供するためには、学会への参加や言語聴覚士に関連する本や論文を読んで勉強し続けなければなりません。言語聴覚士として働き始めた後も、最新の事例やリハビリ手技を学ぶ必要があるのです。

手技の獲得に時間がかかる

言語聴覚士は国家資格を取得する必要があるため、言語聴覚士1年目でもある程度の知識は養われています。
しかし、実際に患者さんのリハビリをしたり検査をしたりすると「なかなかうまく行かない」というケースも多いです。
上記のように言語聴覚士は知識だけでなく、手技も必要になるため、経験や実績を積む必要があります。
そのため、一人前の言語聴覚士になるには時間がかかることが多いでしょう。

どんな人が言語聴覚士に向いているのか?

言語聴覚士が向いている人は下記のような人です。
 
●  人と関わることが好きな人
●  観察力・洞察力がある人
●  根気強く課題に向き合える人
 
言語聴覚士としての専門知識や手技は、もちろん大切です。しかしそれ以上に、患者さんの機能を改善するために前向きに取り組める人は、信頼される言語聴覚士になれるでしょう。
 
また、言語聴覚士は看護師や理学療法士など、さまざまな他職種と連携しながら患者さんにアプローチしていきます。そのため、他職種と情報共有したり相談したりするなどの、チームプレイができる人も言語聴覚士に向いているといえるでしょう。

【まとめ】言語聴覚士のメリット・デメリットと向いている人の特徴

言語聴覚士はやりがいのある仕事な一方で、人によっては「辛い」と感じるようなデメリットが存在するのも事実です。
とはいえ、言語聴覚士は人材需要が高く、ブランクがあっても転職しやすい職業のひとつといえます。
自分が言語聴覚士に向いていると感じた方は、ぜひ勉強を始めてはいかがでしょうか。

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