見出し画像

面接のオンライン化によって変化したこと

コミュニケーションのオンライン化

このコロナの状況の中、就活における面接のオンライン化は多くの企業で進んでいる。

自分自身も今転職活動中で、オンラインの面接を受けていたり、音楽企業の社長さんなどと最近zoomでお話させていただくことが多い。

面接がオンライン化したことで変わった部分を自分なりに考えてみた。

オンライン化によって難しくなったこと

・アイスブレイクを挟む難易度が大きく上がった
・会話がキャッチボールから一問一答に近くなった
・人柄で押し切るのが難しくなった
・質問への答えの精度がこれまで以上に求められるし、回答内容の評価の比重が高くなった

大きく変化したのは上の4つだと思う。

爽やかで笑顔に自身があるから第一印象には自身がある、という人にとっては、その強みを活かすのが難しくなっているかもしれない。
画面越しになった瞬間に、気持ちのいい相づち、リアクションの表情など、
自分の人柄を表すものがほぼ使えなくなってしまうからである。

また、面接で大切なのは、面接官と会話をキャッチボールのようにスムーズに行うこと、きちんと会話をすることであるが、この難易度もかなり高くなってしまった。
オンラインでは、相手と声がかぶらないように常に相手の様子を探りながら話すことになるため、自分のターン、相手のターンという切り分けがどうしても起こってしまう。
これは同時に他愛のない雑談などのアイスブレイクもタイミングが難しくなったということでもある。

上記のことから、オンラインでは直接対面する場合に比べて、相手を評価する要素がかなり少なくなるため、これまで以上に「質問の回答の精度」や「知識・語彙力」といった部分の力が必要になると思う。

僕自身どちらかというと人柄的な部分の方が強みだと思っていたので、もし自分が学生時代にこの状況に直面していたらもっと苦労していると思う。

画像1

どうしたらいいのか

オンラインでいろんなことが不利になるのは仕方がない。
ただ、逆に考えると、対策しなければならないポイントが明確になったとも考えられるとおもう。
ようは、これまで受け答えとか入室のマナーとか笑顔とかいろいろなことをぐるぐる考えていたものが、「質問への回答の精度上げ」に集中できるようになったとも言える
そこさえ極めれば、一定の評価は得られるので、ちゃんと事前準備に時間をかければ、全然不利ではないと思う。

更に地方生にとっては、これまで距離の問題で諦めていた会社を受けるチャンスが広がったとも言えるので、ぜひたくさんの企業を受けるべきだと思うし、オンラインのいいところは面接を録画しておけることなので、そのぶん一回の面接ごとの改善率が高くなるはず。

余談

オンライン面接を受けるときに、画面に台本を移せばいいじゃん、と考えてしまう人が多いと思うが、あまりおすすめできないように思う。
なぜなら、事前に回答を準備してしまっていると、会話として自然に返答するのではなく、きた質問の回答を必死にメモから探す形になるし、想定外の質問が来たときに固まってしまうから。

もし台本を写すのであれば、来るであろう質問をすべて網羅仕切る、かつ頭でも覚えていて、ど忘れしたときのために表示しておく、くらいのほうがいいと思う。

会話ではなく覚えたことを復唱する面接は、心から出る本音か怪しいので、自分のためにもならないとも思うので・・・。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?