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【お遍路41】土地柄

修行の高知。

お遍路さんではそういう表現をたまに見聞きします。

徳島は一番から純打ちで行けば、入り口です。

東京のネズミの国で言えば、皆んなが浮かれ気分で、スタッフも笑顔で迎えてくれる。

正にそんな感じだったなぁと思い出せます。

接待小屋も接待所も多く、先行きに安定感を感じます。

そこから、人寂しいエリアを超えて隣の都市、高知に入るわけです。

歩いているとよく分かります。

気候も人も全然違います。

徳島で甘やかされてきた僕には少し物足りないという他力本願な甘えが生まれてしまいます笑

が、時々ですが、確実にお接待に有り付けるのがお遍路さん笑

おじいちゃんが車を止めてバナナをくれたり、スーパーにわざわざ僕の為にフルーツを買ってくれたり。

高知のお接待は熱いと思いました。

そんな熱い高知でお遍路さんの接待小屋が新設されていました!

元「岸上呉服店」さん。

呉服は売ってません笑

最近オープンしたそうです。

元呉服店を改装しているだけに、建物、お庭、古くてとても興味がそそられます。

温かいコーヒー、地元のトマトやお菓子を飽きるまで頂いちゃいました笑

人も少なく、場所によってはお金を取られそうな空間で心も身体もリラックス。

地元の人達も集まって、立ち話して帰る人、お酒を呑んで話している人、みんなの場所って感じ^ ^

高知は歴史的に人が多かったのでしょう。

そのせいか、文化レベルが高い気がしています。

食事も美味しいし、町に音楽のフライヤーが多かったり。

気のせいかも知れないですが、そんな感情を抱きながら前に進まずに佇んでいます。

@daiyamori


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