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世界美異識紀行 Museu de cera バルセロナ蝋人形館 この世に独りきり

(noteの仕組みをよくわからずに弄っていたら
アップしたテキストが消えてしまい・・もう1度アップします)

パリの蝋人形館には行かなかったので、
バルセロナの蝋人形館には
行ってみようと思っていた。
普段ならしないことをする、
それが旅の醍醐味。
例えば自腹ではビタ一文も
払いたくはない映画を
飛行機内では観てみる。
(そういえば、"おくりびと"を復路で観ようと取っておいたつもりだったけど、疲れて眠くてそれどころじゃなかった・・)

Museu de cera、バルセロナ蝋人形館は
エロチックミュージアムと同じ
ランブラス通りにある。 
周囲は大変にぎやかでバルセロナの
明治通りとでも呼びたい雰囲気だが
夜はイリーガルな
目的を持った人々が集う
ホットなエリアらしいので、
じゅうぶんに注意すべきだろう。
実際私も一本横道に入ったら
あ、ここはひとりではまずいな
という空気を感じ引き返したりもした。
 
家族づれが続々入場するなか
東洋人の女ひとりで突入
入場料は15ユーロと結構いい値段

きた 館内はヨーロッパ流にわりと薄暗い

生きてるものはいないのか

フラメンコもなぜか沈痛なムードだ

目立ついいポジションに配置されていた
実力以上のオノヨーコ、そしてジョン

逆さまの世界、そしてピエロ
「じゃーん!この世界はみんな嘘!
税金と年金の取り立てだけが本当だ!!」

世界の要人が勢揃いで迎えてくれる。
中央はアラファト議長
向かって左後ろはヒトラー

ふと気付くと、結構いたはずのお客さんたちが
神隠しにあったようにいなくなっていた
Pissをちびりそうになるくらい怖かった
・・この世に独りきり

いないでしょ?誰も

"ヨーロッパの重み"に有り難くも
触れたような気がして、
もうぼちぼち出口かな?と思ったら甘かった。

カタルーニャ流の"おもてなし"は
これからであった。
ただ観るだけはこれまで。
続いては体験型だ。
潜水艦に潜入すると

海底二万里の世界。
幻想的ではある。
左端の、足ビレが上下に動いたりして
臨場感がなくもない

宇宙にだって行ける

STAR WARS

発明おじいさん?
(これ1体のためにわざわざ
1人スタッフがいたので、
何か特別なのかも。
わからなかったけど)

いかにも西洋らしく
充実した処刑コーナー

日本代表としてキメてくれるのは
切腹おじさんフミナロ氏
ハラキリ、カミカゼ、
メッシボウコウ、
サービスザンギョウバンザイである

私はダイレクトにグロいものは
あんまり好きではない
ひとひねりした表現が好みだ
もうおなかいっぱい・・

おじいちゃんと孫が上から覗きこんで
はしゃいでいた

・・?怒られてるのかな?

出口に辿り着いて
心底ホッとした。
口当たりのいいジェラートか何かを
食べたくなった・・暖かいし。

お口直しにどうぞ
サクラダ・ファミリアから歩いて行ける
サン・パウ病院
"芸術は人を癒やす"という
信念のもと創られた
モダニズム建築 
有名かつ、実力ある観光名所

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