見出し画像

世界美意識紀行 だいたい3万円で愉しむ台湾

台湾旅行。
航空券を15000円以下に抑えたら
安宿2泊+現地使用1万円、
お土産を考えなければ
総額3万円でいけるんじゃないか?と
前々から思っていた。
今回やってみたところ、だいたい大丈夫だった。
旨いものを食べ、パワースポットで拝み、
温泉に入って、わりとやりたいように
やってきました・・

GET WlLD!
飛行機はタイガーエア台湾。
14000円で台北へ連れて行ってくれる
いかれた天使。
セールでもっと安くなることもあるんだけど、
たいてい予約できる期間が早くても
一ヶ月後からだったりするので、
年明けにチケット検索して
1月中旬でこの値段は嬉しかった。
10キロまでは手荷物機内持ち込みOKだ。
このときは、現地ぶんとして15000円は
両替しようと思っていたのだが・・
成田の免税店でシャネルの口紅を買ってしまい
10000円でどうにかする事にした。

座席テーブルの背面には、
ロボットレストランの広告!
けっこうすいていて、私は3席ひとりじめ・・
うーん、嬉しいけど大丈夫なのかな?
ピャーッと離陸しブーンと飛行し
うとうとしてたらもう着陸。
乗せて、目的地まで連れて行く、
というシンプルな合理さがLCCの魅力だと思う。

入国審査を抜けたら15000円(うち、宿代が5000円)を両替して台湾ドルを手に入れ
さっそくsimカードを買いに。
5日間データ通信無制限で300元
(だいたい1元=4円)
設定も全部やってくれる。
市内への直通バスに乗り、台北駅へ。降りると
スパイスと甘さの混じった独特の匂い。
台湾へきたのを実感する。

1泊めは"アパートメント10F"という
台北駅から歩ける距離のホステル
海外のホステルにありがちな、
雑居ビルのなかにある。

だけど安心して!中は超キレイだから。

ベッドには窓付き。
ちゃんとブラインドカーテンもついている。
ひとやすみして、ごはん食べに行った。
まずはネットでみつくろっていた、
ガチョウ肉の店へ。

ガチョウ肉を頼もうとしたら、なぜだか頼めなくて、おすすめされたアヒル肉にした。
まあいいや・・
コレ超おいしい!脂身があるのにあぶらっこくない。で、この上に載ってる生姜&ハーブと、チリソースを肉につけて食べると・・いくらでも食べれる。1人でぜんぶ食べたけど他のものもつまみつつ
2人でシェアしたいかんじの量。150元

次はここ、金婆飯湯というスゴイ名前の店に行って

カラスミチャーハン!あと写真撮ってないけど
肉団子のスープも。
チャーハンのなかには
細かく刻んだカラスミ、ハム、
桜エビが入っている。
カラスミチャーハンは
けっこうお高いお店(ツアーで行くようなきちんとしたところ)が多いんだけど、
ここは近所のひとがごはん食べにくる感じ。
スープと合わせて200元

そのあと有名な店
(思慕昔、と書いてスムージーと読む)へ、
マンゴーかき氷食べにいった。
コレはミルクで出来たかき氷の上に
マンゴー、いちご、キウイ、パンナコッタが乗ってるよくばりなやつ。もちろんおいしい!
冬だから寒いかな?と思ったけど20℃あったから
全然大丈夫だった。
冷凍のマンゴーでだってこんなにおいしいんだから、旬のものを使ってるときはどうなっちゃうんだろう。220元

翌朝は、起きても全然おなかがすいていなかった。
ホステルでは、パンとフルーツと飲み物の朝食がついていた。"みかん"の並べ方がかわいい。

コレだけいただいた。
実際パンは5~6種類あったし、
ジャムやバターもある。

窓際にはかわいいカエルがいる。
10階から街のようすを眺めるのもまたいい。

チェックアウトして、金剛宮へ向かった。
金剛宮のようすはこちら↓

世界美異識紀行 台湾・金剛宮 カラッポがいっぱいの世界

https://note.mu/daisy_life/n/nec69a88fd06a

温泉の町、北投(ベイトウ)へ。

オンマイウェイホステルにチェックイン。
ここもきれい。
左側にビラビラ貼ってある大量の
"ふせん"はホステルお馴染みの、
かつての宿泊者たちが書いた
"ホステルへの感想メッセージ"だ。

私のすきな"ハメコミ式"のベッド
正式名称は知らんけど・・
パイプベッドと違って、
音や振動が少なくて安定しているからよい。
近くに小さい夜市があって、そこで
ジャージャー麺と小籠包を食べた。
うまかったけど、野菜がたりないな・・

そして、今回の旅行の主目的である温泉へ。
ホステルからは歩いて数分。

台湾の温泉は、一般的に男女混浴で、
水着と帽子をつけて入る。そして結構高いようだ。
ここは裸湯でもちろん男女別、
そして120元ととても手頃。
強酸性の"青い湯"が特徴だ。
この"青い湯"が出るのは北投と
秋田県の玉川温泉だけ、とのこと。
とにかく万病に効くらしい!期待したい。
のれんをくぐると、いきなり"洗い場"がある。
脱衣場はなく、壁際にある木の棚に荷物を置く。
昔の日本の湯治場のような、
つげ漫画に出てきそうなスタイルだ。
初心者は3~5分の入浴にとどめるべきらしい。
無意識に首にお湯をかけて手でなでたら
注意された・・
マナー的なことかと思ったら、どうやら違う。
温泉のお湯で皮膚をこするのは
お湯に含まれる成分の刺激が強すぎるためよくないそうだ。
顔を洗うのもよくない。
なのでソッと入らなくてはいけない。
(洗い場のお湯はふつうのお湯)
肌がものすごくつるんつるんになってうれしい。
ボディクリームをつけなくても大丈夫なくらい。
1年に1回、冬場、避寒と湯治を兼ねて台湾にくるのもいいなあ・・なんて妄想。

翌朝食べたハンバーガーサンドと
杏仁風味の甘い豆乳
パンは柔らかいフランスパンふうのパンで、
甘いバターが塗り込まれていて、
チーズの風味も日本と少し違う。
ふたつで80元だったかな。

もういちど温泉へ行き、優雅に朝風呂も
いいかな?とチラリと思ったけれど
台北駅へ行って、また空港行きのバスに乗らなくてはいけないので早めにチェックアウト。
早すぎたかな、と思っても、
例によってそんなことはなく・・
またバスに酔ったし・・チェックインカウンターはもうひとが並んでるし・・

空港で食べた素食(ベジタリアン)の
キノコ麺とチーズケーキ。
キノコ麺はおいしい!チーズケーキもおいしい!
でも付け合わせの、甘いトマトの漬け物?は
未知の風味で口に合わなかった。
空港の制限エリア内なのでちょっと高め。
両方合わせて260元。
機内で飲む用に、ペットボトルのお水を買って、
あと1000円ぶんくらい台湾ドルが残った。

雨がひどく降るなか、タイガーエアに搭乗。
行きも帰りも気が遠くなるほど、
中心から離れたゲートだった。
そして沖止めの飛行機に、濡れながら乗り込んだ。
安いからしかたない
帰りの便は、荷物置き場の"フタ"のところに
"CANMAKE"の広告がビーッと入っていた。
どこのドラッグストアでも目立つところに
置いてあったし、人気があるようだ。

成田に着いたら・・寒波がきていた。
余ったお金はユニセフの外貨募金箱へ投入した。
1000円バスに乗って、東京駅へ帰ってきた。
台湾とはいえ海外なので
日本でとんでもないことが起きていないか
ニュースを日々まめにチェックしていたが
とりあえず変わりないようだ・・
東京っていい街だなぁ・・(左とん平ふうに)
もうすぐ地震も来るだろうし、
えげつない問題山積みだけど・・

次はどこ行こうかな?





.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?