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Excelを使って、15秒でCSVファイルを見やすくしよう

仕事でデータを分析する場合に、Excelを用いてCSVファイルを操作するけど、そのまま見るには中々つらい。。。と思った事はありませんか?
その原因は大きく3つあります。

1. 列幅が固定になっていて、そのままだと読めないデータがある
2. 下にスクロールすると列名が見られなくなり、どの列が何のデータかわからなくなる
3. 表示順の指定や絞り込みが出来ない

この悩ましい点は、ショートカットを用いれば「15秒」で改善することが出来ます。その方法を解説します。

前提条件 / 免責事項

Windows10 + Office365の組み合わせで操作を確認しています。
Windowsであれば同様の操作が可能と思われますが、Mac OSやLinuxなどWindows外のOSでは操作実現が不可能な場合があります。(同じショートカットが存在しないなど)

今回サンプルとしている以下のCSVファイルは、テストデータ生成を利用させていただき、500件のダミーデータを作成しています。
練習用にお使いください。

【実演】Excelを使って15秒でCSVファイルを見やすくする

まずは1分ほどの動画をご覧ください。
その上で、詳細手順を把握したい方は先の解説記事に進んでください。

【解説】Excelを使って15秒でCSVファイルを見やすくする

今回の操作は、大きく4つの手順から成り立っています。

1.  1行目を固定にする
2.  見た目を調整する
3.  表にフィルターを設定する
4.  表の列幅を調整する

この内、2番目の見た目は好みに大きく左右されるため、今回は解説しません。
※ もしご興味ある方がいらっしゃれば、その旨をコメントください。後で追記します。

1行目を固定にするショートカット

1. 固定したい行の下のセルにカーソルを移動
2. 次の順番でキーを入力し、固定

Alt → W → F → F
※全て1つずつ順番に入力

今回の動画は、A2セルにカーソルを移動して操作しています。
もしA3セルで実施した場合は2行目までが固定となり、B2セルで実施した場合は、1行目と1列目が固定になります。

表にフィルターを設定する

1. 実データが存在する範囲にカーソルを置く
2. 次の順番でキーを入力し、フィルターを設定

Ctrl + Shift → L
※全て1つずつ順番に入力

今回のサンプルデータでは、[A1:F501] の範囲にカーソルがあればフィルターが設定されます

表の列幅を調整する

1. 実データが存在する範囲にカーソルを置く
2. 次の順番でキーを入力し、表全体を選択

Ctrl + A

3. 次の順番でキーを入力し、列幅をデータに合わせて自動調整

Alt → H → O → I
※全て1つずつ順番に入力

まとめ

冒頭に記載したExcelでCSVファイルを見るのがつらい3点の原因ですが、解説に記載したそれぞれで解決できます。

1. 列幅が固定になっていて、そのままだと読めないデータがある

1行目を固定にする

2. 下にスクロールすると列名が見られなくなり、どの列が何のデータかわからなくなる

表にフィルターを設定する

3. 表示順の指定や絞り込みが出来ない

表の列幅を調整する

結び

本記事はCSVファイルを良く取り扱う人ほど効果が大きいです。なかなか一発で覚えられるものではありませんので、最初は意識的に実施すれば、そのうち指が覚えて無意識に操作できる様になります。(ブラインドタッチと同じですね)

不明点や「こんな作業が楽にならないか!」というもの、操作が記事通りでは上手くできない!などあれば、お気軽にコメントください。
それでは!

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