ストック型のビジネスはホワイト企業になりやすい
フロー型とストック型のビジネスモデル、それぞれの特徴
ビジネスには、大きく分けてフロー型とストック型のビジネスモデルがあります。
フロー型のビジネスモデルは、商品やサービスを売るたびに利益が発生するタイプのもので、例えば、飲食店やファッション店などがそうですね。
一方、ストック型のビジネスモデルは、一度顧客を獲得すれば、継続的に利益が得られるタイプのもので、例えば、定額制のジムや月額制の動画配信サービスなどが該当します。
不動産業界なら仲介会社がフロー型で管理会社はストック型です。
いわば、商材を売り切りか売った後もフォローが続くかの違いですね。
ストック型ビジネスモデルがホワイト企業になりやすい理由
ストック型ビジネスモデルがホワイト企業になりやすい理由は、いくつか考えられます。
まず、ストック型ビジネスモデルは、一度顧客を獲得すれば、定期的に収益が上がるため、企業にとって安定した収益源となります。
ストック型ビジネスモデルでは、顧客満足度やリピート率が重要となるため、企業は顧客との長期的な関係を築くことを重視します。
これが、サービスの質や顧客対応の向上につながり、社内の雰囲気や働き方にも良い影響を与えることがあります。
さらに、ストック型ビジネスモデルの企業は、顧客との関係を維持・向上させるために、従業員のスキルアップや教育に力を入れる傾向があります。
例えば、サブスクリプション型のソフトウェア企業であるAdobeや、定額制で映画やドラマを楽しめるNetflixなどは、顧客満足度を高めるために従業員の教育に力を入れています。
このような教育体制が整っている企業では、従業員がスキルを磨き、キャリアアップのチャンスも増えるため、働きがいを感じやすくなります。
これらの理由から、ストック型ビジネスモデルの会社はホワイト企業になりやすいです。
成長をとるならフロー型の企業、安定を求めるならストック型の企業
フロー型の企業は毎日新規開拓に追われるため、大変ではありますが、その分力をつけることができます。
フロー型の企業で働くことで、日々数字に終われるプレッシャー、新規開拓力、紹介をもらうための人付き合いの仕方、等の力が大幅に向上するでしょう。
一方で、ストック型の企業では、これまでの先人が積み上げてきたものがあるため、比較的楽な環境で働くことができます。
しかし、若いうちからストック型の企業で楽をしてしまうと、経験がつかないことや、会社がなければ稼げない人材になってしまうデメリットもあります。
独立や起業を考える場合には、自分でビジネスを築き上げる力が必要となりますが、ストック型の企業で働くことで得られる経験が少ないため、このようなチャレンジに対して不安を感じることがあるでしょう。
結局、各々のライフスタイルや目標によって選ぶべき企業は異なります。
しかし、僕の意見としては、若いうちのフレッシュな時期には、ガンガン成長するためにフロー型の企業で働くことが望ましいと考えています。
その後、スキルを磨いたり経験を積んだりして、安定を求める時期にストック型の企業へ転職するのもありだと思います。
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