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「人にはどれほどの土地がいるか」主人公が出した彼なりの答えとは・・・day3

 こんにちは。ダイスケ・スガヤです。3日目にして、もうそろそろきついかも、と思い始めてきました。しかし、がんばって続けていきます。

今回の内容は、私のおすすめ本についての紹介です。

その本とは

「小説CHANGE エリートへの道を捨てても僕が欲しかったもの」

(リンク:https://www.amazon.co.jp/CHANGE-%EF%BD%9E%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%A6%E3%82%82%E5%83%95%E3%81%8C%E6%AC%B2%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%EF%BD%9E-%E9%87%91%E5%B7%9D%E9%A1%95%E6%95%99/dp/4434246208)

です。

これは著者金川顕教さんの自伝的ブレイクスルー小説で、著者の過去がもととなってできている小説となっています。

偏差値35のヤンキー高校出身の主人公顕教は、両親の離婚や旧帝大に進学した兄をへのコンプレックスを抱きながらも、2浪の末に名門大学(難関私立)に進学。その初めて勉強に真剣に取り組んだ経験から大学時代には、在学中に医師、弁護士に並ぶ最難関国家資格の一つである公認会計士試験に合格。その後、エリートの道を進むが、あるきっかけをもとにその道を自ら断って以前のように挑戦を始める。そこでも成功を収め、自らの望む生活を手に入れたかに見えたが、その陰で落ちていく仲間と最愛の女性への異変・・・。変わり続ける先にあるものそして、主人公の顕教が真に目指すものとはー。

 このような内容の、いわばたたき上げサクセスストーリー小説です。

つい最近まで受験生だったダイスケ・スガヤにとってはこの主人公の大学受験時代の苦しみがかなり印象的でした(特に「戦略のないものは成果を上げられない」のところ)。

高校時代からは考えられないような主人公の成長の物語がとても魅力的で、彼の様々な心境の中での成長はとても読んでいて引き込まれるところがあります。

この本のすごいところが著者の過去の自伝的な内容が含まれているというところです。とても物語としてのたたき上げなのですが、これがノンフィクションの内容であるとすると、鳥肌が立ちます。

大学受験を機に、考えが変わり、高校時代にはヤンキーたちとつるみ、情熱を持てていたものが音楽ぐらいであったとは、思えないぐらいの主人公の成長。そこに深くかかわってくる、家族の問題や、高校時代の不良仲間、常に温かく見守っていた大学時代にできた彼女、いつも上を行く兄貴の存在。これらが非常にうまくかかわっていて、周りの人の大切さや、人生で大切にすべきこと、どこかで自分のために頑張ってくれている人がいるということまでも学ぶことができるため、本当に面白い小説となっています。

 付き合う(つるむ)人間の選ぶこと、本当の自由とは何か、「人にはどれほどの土地がいるか」についての答え(意味が分からないと思われますが、これはこの本におけるキーファクターです)、ビジネスにおける大切なことなどこの本は非常に人生の学びにも役に立ちます。

きっと読み終えたころには、何か自身のためになる挑戦を始めたくなることでしょう。

私は電車内で読みましたが、かなり集中しきっていて、危うく乗り換えし損ねるところでした。何度も鳥肌が立ち、場面によっては何か目頭に熱いものを感じられることもあり、かなりおすすめ度は高いです。

ぜひ読んでみてくださいね!

今回はここまで読んでいただきありがとうございました。

まだまだブログ更新を頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!

FIN


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