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「名選手、名コーチにあらず」は本当か

コーチング用語に「チャンクアップ・チャンクダウン」という言葉があります。

チャンクというのは「塊」という意味で、チャンクアップというのは、ある情報の塊をまとめて一つの大きな塊にすることで、チャンクダウンはその逆で、大きな塊を細かく小さい塊にしてくこと。

突然ですがここから先は自分への戒めの意味も込めて書きます。
コーチはもちろんのこと、それ以外でも人に何かを伝えたり教えたりする立場にある人は、このチャンクアップ・チャンクダウンが自在に出来なければいけません。

「甘い球が来たら積極的に打っていこう」
「フワーッとしたボールが来たらパンッて打て」

この「甘い球」や「パンッて打て」はとても大きな塊です。
「甘い球」とは具体的にどんな球のことを指すのか、具体的にどういったことを意識すれば「パンッ」と打てるのか、この言葉だけではわかりません。

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