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スナバ・ビジネスモデル・ブートキャンプ 準備編

私が運営をしている長野県塩尻市のシビックイノベーション拠点「スナバ」にて、12月20日より事業を加速させるためのアクセラレータープログラム、その名も「スナバ・ビジネスモデル・ブートキャンプ」を開始しました。
私もメインファシリテーターとして3月までのプログラムに参加しますので、そこで起きたことについて記録していきたいと思います。

まずは1日目が始まる前、そもそもブートキャンプってなんですっけ?というところと、始動前にどんなことをしてきたのかを、書いてみます。
※「そもそもスナバって?」という方はこちら

スナバ・ビジネスモデル・ブートキャンプって?

所謂「アクセラレータープログラム」や「起業家育成プログラム」と呼称されるようなものは、巷には数多溢れており、耳にする機会も多いかと思います。ブートキャンプも「自らの事業を加速させるためのプログラム」という意味では近しい要素も大いにあると思いますが、その特徴をかいつまんで紹介します。

まず前提として、ブートキャンプ(というか、スナバそのもの)は東京目黒にあるImpact Hub Tokyoという「社会にインパクトを生み出そうとする人たちのコミュニティ(HP抜粋)」を運営する株式会社Hub Tokyoから支援を受けてます。
彼らとパートナーシップを組み、一緒にやりながらノウハウを移譲してもらい、ちゃんと塩尻で自力でできるようになるというのが、我々のミッションでもあります。
※Impact Hub Tokyoについて(https://hubtokyo.com

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今回のブートキャンプのターゲットは上記のフェーズに居る人たちです。

最初のIdeationというフェーズは、まさに着想段階。「こういったアイディア、儲かりそうだなー」とか「ちょっと人に話したり、やってみたら割とウケた」とか、そんな感じ。
一番右のGrowthは「かなりビジネスモデルもしっかりして来た」「資金調達して、体制を整えて、これからがっつり成長していくぜ」という、そんなフェーズです。

題名にもある通り、今回は「ビジネスモデル」の「ブートキャンプ」。
即ち、単なるアイディア段階を脱して、誰を顧客にしてどのような価値を提供すればよいかという「ビジネスモデル」を、自らのモチベーションやターゲットへの直接インタビュー等を通して筋肉質にマッチョにしていく「ブートキャンプ」。
まさにこれからの成長に向けて基礎体力や基礎筋力を養成する段階なのです。

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そして、ブートキャンプで使用するメソッドもHub Tokyo流のちょっと特徴的な「Team360」というやり方です。

詳しくはこちらのページに記載されておりますが(私も未体験だし説明しきれない・・・)、かいつまんで言うと、肝になってくるのは参加者同士と、そしてファシリテーターとの「チームビルディング」であるということ。
ブートキャンプでは参加者同士がペアになって、お互いに相手の事業やその根っこの想いを理解して「強い信頼関係」を構築していきながら、様々なフィードバックや壁打ちや分析をし合いつつ、ビジネスモデルを確立していく。

そうすることで、ブートキャンプが終了して、プログラム自体は終わってしまっても参加者同士の「強い信頼関係」は残っていきます。いつだって、自分の事業のことを見てもらって、壁打ちをしてくれる仲間が財産として残るというわけです。

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運営チームはこんな感じの愉快なメンバーでございます。
この多様さも、スナバの面白いところの一つなのかなーという気がします。

ブートキャンプに至るまでの準備

スナバのメンバーからブートキャンププログラムのニーズや、どのようなフェーズにいるのかをヒアリングして、プログラムを設計します。
Hub Tokyoの岩井さんが組み立てましたが、このニーズ調査&プログラム設計こそが、始動するにあたっての肝になる気がしてます。

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こちらが固まったら、次は参加者を募るための説明会。
スナバに来ていただいたのオフライン説明会はもちろんでございますが、テレカンを使ってのオンライン説明会も実施しまして、合計5回の説明会で約15名の方にご参加いただきました。

また、説明会の合間にはブートキャンプのプログラムの中で実施していく「WHYから始めるストーリー戦略」や「Business Model Camvasを作る〜初級編〜」をイベントとして行いながら、徐々に周知を広めていきました。

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11月いっぱいかけて募集をかけて、11月23日23時59分の締め切りを迎えました。ここから、応募していただいた方の事業に関する深掘りヒアリングがはじまります。

募集いただいた6名の方の現在の事業、今悩んでいること、なんでブートキャンプに参加したのか、Getしたいもの、等々の項目を多角的に聞いていきます。だいたい一人90分かけてのヒアリング。お話しする方も勿論ですが、聞く方もなかなかに体力が必要で、終わった頃にはお互いにぐったりしておりました。

ここでは、応募者がぶつかっている壁に対して、ブートキャンプが適しているプログラムなのかという観点で話を聞いたり、Team360メソッドのコアになるチームビルディングの中で、どのような方とペアになったら一番学びが大きくなるかといったところまでを頭の中に置きながら、運営チーム内でも議論を重ねていきます。

いよいよブートキャンプがスタート!!

開始までにかなり綿密に丁寧に進めながら、上記の過程を経ていよいよブートキャンプがスタートします。
ブートキャンプの様子も、引き続きnoteに書いていきたいと思いますので、ぜひぜひ、お目通しくださいませ!!

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