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JAZZギターオススメ教則本vol.10

天才の頭の中には練習アイデアがいっぱい詰まっていた。

本のタイトル 「Pat Metheny Guitar Etudes」

私のvlogシーズン3[#67]の中で紹介している教則本です。

本編の3分32秒から紹介コーナーはスタートします。

・はじめに

この本はギターの教則本というよりは、ネック全体を使った運指のトレーニング、右手のピッキングエクササイズになるような本です。

パットメセニーからのアドバイスや解説などは一切載っていないのでそこは注意しましょう。

・本の中身について

パットメセニーがツアー中に即興で行なったウォーミングアップが14個載っています。

五線譜とTAB譜がそれぞれ載っていますが、

TAB譜は本人の運指かどうかは不明です。


私はパットメセニーの大ファンなので、

どんな内容であれ買ってしまうとは思うのですが、

もしアドリブのやり方や理論のことなどを求めるのであれば、

この本ではありません。


14個のエクササイズにはコードが書かれていないので、

何に対して弾いているのかは分かりません。


自分はこの本をやりながら、

ここはこのコードを想定しているとか、

アルペジオになっているとかメモしながらやっています。

スクリーンショット 2021-07-27 14.41.33


・自分で作ったエクササイズ


この本のエクササイズをやっていて、

普段自分が演奏しないような運指や、

音使いをたくさん発見することができました。

1つのエチュードのなかにたくさん要素が詰まっているので、

気になるアイデアを切り取って、

自分用にエクササイズを作っています。

たとえばトライアドの展開形をCycle4thで回る練習。


スクリーンショット 2021-07-27 14.40.02


動画の『05:00』あたりとこの表を照らし合わせてみると、

どんな内容かわかると思います。


・タブ譜を当てにしてはいけない


前にも書きましたが、

メセニー本人の運指なのか分からないので、

自分は五線譜を読む練習として使っています。

ほとんどが8分音符でできていますので、

譜面を読む上でリズムは気にせず、

音程だけに集中して読めるというのが気に入っているポイントです。


・値段

Kindle版 1,600円

ペーパーブック 2,155円


・無料zoom朝練で譜読みの練習

スクリーンショット 2020-08-04 15.21.00

譜読みの練習「Sight Reading」は、一人でやるは大変です。

僕が留学していたときは、クラスで毎日あった授業のひとつですが、

かならず全員でやっていたし、

休み時間も誰かとペアを組んだり、何人かでグループになって練習していました。

この「譜読みの練習」は、誰かとやると一気に「楽しい練習」になります。

毎週日曜日朝9時半から30分間、

誰でも無料で参加できるZoom朝練を開催しています。

内容は、

「イヤトレ」と「五線譜を読む」

楽器がなくても譜面を見ながら音を聞いて目で追いかけることで、

譜面を読む力が鍛えられます。

またイヤートレーニングで相対音感を鍛えることで、

音楽の聴こえ方が変わっていき、立体的に音楽が聴こえるようになっていきます。

毎週日曜日

朝9時半から30分間

無料

ミーティングID: 716 2223 9206

パスコード: 7za5Vc

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