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Bluesについて

[朝練07]Bluesついて解説した内容の文字起こしです。タイムコードがありますので、目安にして頂いて、聞き逃したところや、振り返りに使っていただければ幸いです。

00:00:00 

はいでは10月31日zoom朝練音楽理論の回をやっていきたいと思います。

今日は

bluesについて

ということで解説していきたいと思うんですが、一応おさらいとして前回までやってたのはですね、

テンションとコードネームについてというのを2回に分けてやっておりました。
こちらようやくですねnoteの方に記事がアップされましたので、そちらからぜひ振り返りして頂きたいと思うんですけども。

かなりねややこしいというか、すごい細かくなっちゃってるんで、
pdfもダウンロードできるようになってますからそちらも参考にして、ちょっと拡大しながらですね、
こんな話ししてたなーっていうのを振り返っていただければと思います。

00:00:57 

では早速Bluesについてやっていこうと思います。


Bluesってどういう作りしてるか、
そもそもBluesってどういう感じなのかというと、
先ほどの朝練ではMiles DavisのFreddie the Freeloaderという曲を流してたんですが、
それもBluesなんですけど、ジャズブルースじゃなくてそもそものブルースと言うかね、もっとシンプルなやつを取り上げてみたいと思っております。

00:01:42 

Bluesっていうのはですね、

12小節でできてます、ほとんどが。


イレギュラーなケースでそれが10小節になってたりとか、あともうちょい変なやつもたまにはあるんですけれども、16小節になってるとかもあるのかな。
99%はですね、
Bluesやろうぜって言ったら12小節で出来てます。
12小節をひたすら繰り返してるのがBluesの特徴ですね。
今日はこのBluesの特徴とか作りとかそういうのがテーマになってきます。

00:02:30 

セッションとかに行ってもしくは海外に旅行をして、なんかバンドがこうやってるバーとかに行った時に、一緒にやろうみたいになった時にですね、じゃあ何やるってなって、
GLAYのHoweverやりたいんですけどって言っても多分通じないんですよね。

もしくは、あいみょんやりたいですって言っても多分通じないんですよね。
日本だったらギリそれ通用するかもしれないですけど、まぁ海外では通じないですよね。

じゃあどうするかって言うとですね、
Bluesやろうって言うと通じます。

じゃあ次に何が起きるかって言うと、
Bluesやろうって言った時点で
この12小節を繰り返そう
っていうような意味になるんですが
じゃあ次に何を聞かれるかって言うとですね

00:03:23

なんのkeyでやる?っていう風に聞かれます。

皆さん朝練の音楽理論ずっとやってきてるので、
keyっていうのは12個あるぞっていうのは
もう皆さんご存知ですよね。

じゃあその12個の中から選ぶんですけども、
何のkey言っても大丈夫です。
F#でやるって言っても、あのまあ嫌な顔されるけど別に通用しますね。

00:03:47 

ただ今回はですね、ベーシックなので、
じゃあCのkeyでやりますって言うとですね。

最初はもちろんCからスタートします。

ここでとりあえずキーはCでやろう、
C Bluesをやろうぜっていう風になります。

そしてBluesっていうののもう一個の特徴としてですね、このCっていうコードはですね、

00:04:16

ドミナントのタイプですよね。


C7、この7っていうドミナントっていうタイプは
どういう響きかって言うと、

00:04:31 

こんな響きをしております。

ドミナントっていうコードの中には、
イヤトレでやってますね。
この響き、気持ち悪いですよね。
救急車はこの音を鳴らして、このインターバルを鳴らして近づいて来ます。

やべぇなってなりますよね、これ近づいてきたらやべえの近づいてきたなってなりますよね。

この♭5っていう不協和音が入ってるコードがドミナントのタイプですね。

アルファベットに7って付いてるやつです。
これも前回の「コードネームについて」っていうとこでやりましたよね。

00:05:15 

こちらがCという3和音。ルートとM3とP5を入れてください。
で、7っていう数字一個で♭7っていう音を入れてください、という指示になってますね。

4小節これ続くんですけども、1段目はC7が続きます。
で場合によってはですね、
こちらがF7になる時もありますね。

2段目はですね、これF7になります。
4つ上です。Cから見て。
P4の距離のドミナントが出てきます。
こちらもドミナントのタイプなんですね。

2段目はどういう動きをしてるかって言うと、
2小節間Fに行ってさん3小節目4小節目でまたCに戻ってきますね。

3段目はどうなってるかって言うとG7に行きます。
3段目って結構ね、ぐちゃぐちゃしてるんですよ。

はいこんな作りをしております。
これがブルースのコード進行ですね。
ひたすらこれをぐるぐる回してこの上で歌を歌ったり、ソロを回したりするんですけれども、
Bluesやろうって言った時点でこれのことを意味してますね。keyは違うかもしれないけども。

00:07:10 

これスリーコードなんて言ったりしますけども、
登場するコード確かにC、F、G、スリーコードですよね。

ここで重要になってくるのはですね、

これをですね、1と見て、Cだから、


C Bluesやろうって言ってるからC7のこと1とみて、F7のことは4番目ですよね。

じゃあこれを4と見て、でまた1に戻って来て、
G7っていうのは5番目なので3段目は5415、
こういう作りをしてるんだよっていうのを覚えておきます。

でここは4に一瞬行く時もあります。
これは打ち合わせとかは特にしません。
その場で4番目行ったんだなって言ったら4番目行くし、あ行かねえんだなって言ったら行かないしっていうのは耳で判断します。

00:08:38 

じゃあもう一個大事な要素がありますね、
ブルースにとって。それはですね
リズムが違います。リズムが違うというのですね。
今まであまり取り上げてきておりませんでしたね、リズムについては。

シャッフルっていうリズムなんですね、bluesは。

シャッフルというリズムはですね、


00:09:05 

三連符でできてるリズムなんですが、
日本語で言うと「ハネてる」と言いますよね。
jpopでもハネてる曲はあります。
16分音符がハネてる曲の方が多いかもしれないですね。
じゃあハネてるリズムってどういうことかと言うとですね、普通の曲は、
普通っていうか日本においてほとんどの曲はですね、
8分音符がでストレート、evenって言うんですけど、
先ほど朝練でやってたみたいにですね。

00:09:58 

こう並んでるんですが、ちょっとメトロノーム鳴らして、
4分音符に対してそのままですね。

00:10:17 

ただシャッフルのリズムはどうなってるのかって言うと、
これ全部3連符にまずして
この時点でどういう状況かと言うと、
1拍に3つ入ってる、
2等分してるんじゃなくて3等分してるのが
この3連のリズムなんですが、

00:11:03

3つずつ入ってます。
これをさらにここをつなげます。
そうするとこんな感じになりますね。

これが3連符の「シャッフル」というリズムになります。
表記の仕方はね、こういう感じですね。

00:12:11

でこれいちいち書くのがめんどくさいんで、
ここにですね、シャッフルの曲の場合は8分音符がハネてるよっていうふうに表記しておきます。

これは8分音符の場合ですけども、
Jポップでよくあるケースはですね、
16分音符がハネてるよっていうケースがありますね。
それはもうこちらの3連符のやつと一緒で、
倍にしてこういう状態になってますよっていうことですね。
こういうので登場するのが多いかもしんないですね。

00:13:01 

日本の曲は

「君と夏の終わり将来の夢」みたいなありましたね。


あれタッカタッカタッカタッカしてるので、
あれは8分音符のシャッフルですね。

16分音符のハネてるやつは、なんだろうな、
パッと出てこないけど、よくあるやつなんですけど、何か思いついたら後でまた言いますね。

00:13:33

ちょっとドラムの人に叩いてもらいましょうか。
こちらがシャッフルのリズムでドラム叩いてくれてます。
Bluesやろうぜって言ったら確実にドラムはハネてきます。
これがハネてないとBluesではありません。

Bluesのコード進行でなんかしらをやろうっていうことはあるんですが、
Bluesやろうって言ってるって時点で確実にハネてます。

これねハネないとねロックになっちゃうんすよね、ざっくり言うと。

00:14:21

はいじゃあこれでちょっと

コード進行12小節弾いてみますね。


一緒に弾ける方は是非弾いてみてください。
でこのF72小節目行こうと思いますので、
こちらC7に戻ってきてください。
いきます。

00:14:41 

1、2、3、はい、

こちら今2周やりました。
ブルースな感じしますよね。
こうなってるとBluesです
じゃあこれハネてないとどうなるのか、
一回やってみましょうか。
ドラムの人ストレートで叩いてください。
テンポ上げていきましょう。
じゃあ今度F7行きません、2小節目。
1段目ずっとC7で行きます。
また一緒に弾ける方やってみてください。

00:16:48 

1、2、3、4、

はいこれはロックですよね。
ブルース進行でやってるだけでロックですよね。
なのでハネてる必要があります。

バックトゥザフューチャー皆さん観たことありますか?


あれ1、2、3ありますけど1でねマーティーがね、80年代とかに確かタイムスリップするんですよね。
両親のなんか出会いと言うか大事なシーンで、
学校のパーティーが、ダンスパーティーかなにかに行くんだけど、そこで演奏するはずだったバンドの人がトランクに手を挟んじゃって、
ギター弾けなくなって代わりにマーティが弾くんだけど、
そこで [ちょっと君たちには早いかもしれないけど僕の故郷では流行ってた感じのやつ行きます」って言ってやったのがこの、、、こんなのやってましたよね。

00:18:40 

これブルース進行でハネてないやつをやったからロックが誕生したみたいな感じなんですよね。

なんかそれですごい盛り上がって、パーティーがね。
バンドメンバーが電話して友人のチャックっていう人に電話するんですよ。
「お前が探してた新しいmusicってこれだろう」って言って聴かせるんですよ、電話越しに。
これ曲何でしたっけ?

00:19:18 

「Johnny B Good」
で、チャックベリーって人がジョニービーグッドを出して、このロックンロールみたいな感じに世の中なっていくんだけど、
ブルースはハネてるんで、そもそもね。
それをストレートにする、
ハネてないやつにするっていうことでロックっぽい感じのサウンドが誕生するんですが、
Bluesはその元になってるやつですね。

00:19:43 

ここまでBluesの大事な要素っていうのを紹介してきたわけなんですけれども、
今までダイアトニックコードを勉強してきた我々はですね、このコード進行にちょっと違和感を感じるんじゃないかなと思うんですけれども。

CのkeyでF7もG7も出てきませんよね。


そもそもCのkeyにC7居ないですよね。

初回がダイアトニックコードの話をしてたと
思うんですけども、Cのkeyと言ったらですね、
1番目はM7だし4番目はM7だし、5番目がドミナントなのでG7しかありません。

ただこのブルースっていうのはですね、

00:20:36 

全部ドミナントのコードでできてるんですよね。

なのでBluesっていうのはダイアトニックコードっていうシステムを使ってない音楽なんですね。

世の中にはこのダイアトニックコードを使ってない音楽っていうのも存在しております。

それがBluesとかFunkだったりとかそういったものは、ダイアトニックコードというシステムを使ってないんだけど、
まあダイアトニックコードというシステムを使うとどういうのかって言うと、
皆さんがよく聴いてるジャズスタンダードもそうだし、J-popもそうなんですが、keyっていうのを決めて、
基本的にはこの7個のコードをあちこち移動することで曲っていうのが作られてるわけなんだけど。

00:21:33 

まぁ中にはね、
ダイアトニック外れますよっていうやり方も解説したと思うんですが、Bluesっていうのは、
ダイアトニックコードでできてませんよっていう話でございました。

で、もうほとんど言いたいこと言ったからいいんですけど、

00:21:51

じゃあ練習としてですね、

今度は別のkeyでやりましょう。


C bluesじゃなくて今日はF Bluesでやりましょうってなったらどうなるのかっていうのをちょっと練習でやってみますね。

12小節必要です。 なので頭の中にはこれをまず思い浮かべます。
先程この番号を付けましたよね。
1、4、5、これをここに配置してください。

1411 
4411
5415

ここから数えます、F、そして4番目はBなんですけど、
B♭ですからね、皆さんここは気をつけてくださいね。

1に戻ります、で、4。B♭ですよね。
1戻ります。5、C7ですね。

5415、はい、これでできました。
これをひたすら回します。で、もう一個このギターにおいてですね、
この145の関係っていうのも覚えておくといいと思います。

00:23:28

6弦ルートに1っていうのを見つけた時にはですね、
4はここにあります。5はここにあります。

5弦ルートで1を見つけた場合は、 4はここにありまして5はここにあります。

ではそれぞれの形を作っていきましょう。
ここにルートを持ってきた場合7と3はここにありますので、
この3つだけやっとけばドミナントが作れます。
5弦ルートは、ここにルートを持ってきた場合3と7はここにあります。
これだけやっとけばとりあえず対応できますよね。
どのkeyで言われても、今日は A♭でBluesやろうって言われたら、
ここが4フレットになればいいわけだし、
ここが11フレットになれば出来ますね。

今日は Eでやろうかなみたいな。
ギターってEめっちゃやりやすいんだけどって言って7になったり、
ここ12かもしくは0ですよね。
こんな感じでこれだけ覚えておけば、
とりあえず世界中どこに行ってもセッションできます。

00:24:54

今日ねこのBluesについて話をしたんですけども、
一応Bluesっていうのはアメリカの音楽なんですが、
ジャズの元にもなってるしロックの元にもなってるし、
R&Bとかソウルの元にもなってるしって、
全てのルーツになってると言われている音楽がBluesで、
そのためにこのBluesっていう言語の解説をしておきたかったんです。

別にここからジャズの話にしていくとかそういうことじゃないんですが、
ダイヤトニックコードでできてる音楽もあるけれども、
ダイアトニックコードじゃないもので作られてる音楽もあるんだよっていう話がしたかったんですね。

次回の朝練では「モード」という話をしていきたいと思うんですが、
まあそれはまた次回詳しくやっていくんで、いいんですけれども、

もう一個Bluesで特徴的な話をしておきますね。


00:25:56

C BluesではC7からF7に移動しますよね、
1から4っていうところでね、
そうするとですねCのkeyでルート、ここが8フレットで10フレット、
こんな感じで音が並んでるんですけれども、
C7を押さえたら、じゃそこからF7に変わりますって言うと
F7っていうのはこんな感じで音が並んでます。

これを行ったり来たりしてますよね。
まあG7も出てくるけど、1から4に上がるよっていうのが
Bluesの特徴なんですよね。

1度から4度に登るっていうのがすごくブルース感が出ます。
どっちも7thだったらなおさらその感じが出るんですけど、
ここで注目してほしいのはですね。

00:27:06

CのキーのCのBluesをやってるんだけども、
Cメジャーに対して今度はFになった時には、この位置の音っていうのは結局ここにあたるわけなんですけども、
ここってマイナー3rdの音になってますよね。
なのでF7に行った時には Cマイナーっぽいサウンドになっちゃってるんですよ。
ということはこの曲は、この曲はというか
Bluesっていうのは「明るい響き」と「暗い響き」が同時に共存してるサウンドなんですね。

ダイアトニックコードでコードチェンジをさせていくと
「明るい曲調」「暗い曲調」っていうふうに偏って出てくるんだけれども
それが常に同じキーで、 「同じ重心」で常に入れ替わって登場する、
どっちでもないような曖昧なサウンドになってるって言うのが、
このBluesの特徴です。

で全て「♭5」の不協和音が入ってるので
CからFに行くときは解決してるように聞こえるし
G7からCに戻ってる時は解決しているように聞こえるけども
解決した先ではやはりドミナントの状態なので、
まだこう不安定な状態というか、
曖昧な状態なんですね。

00:28:40

だからそもそもkeyっていうのを設定して重心はCにいるんだけれども
そこもどっちかっていうと落ち着かないような状態だし明るいか暗いかも、どっちとも言えないような、どっちにも入れ替わってるようなサウンドをしているって言うのがこのブルースの特徴になってます。

ソロを弾く時にこのメジャーとマイナーの音っていうのを
バッキングやってるところにしっかり合わせて弾く
凄くいい感じのBluesが弾けるようになると思いますので、
その辺もね、是非練習する時に注目してやってみるといいんじゃないかなと思います。

00:29:24

自分が作ったレッスン動画で
「ペンタトニックスケールを14日間でマスターしよう」っていうやつがyoutubeに載ってるんですけど、その中でもこの辺の話をしております。

Cメジャーの時にはM3の音狙うし、F7の時には
m3の音を狙いましょうみたいな感じのトレーニングの仕方を解説してる動画を作ったことがあります。

00:29:49

どうでしょう、こんな感じで Bluesの話をしてきましたが
一応今日はここまでにしたいと思いますね。
来週はですね、
「モード」っていう話をして行こうと思います。
「モード」っていうのはですね
このBluesと同じでダイアトニックコードっていうシステムを使わずにできてるサウンドの世界の話でかなり深い話なんですけども、
ざっくりね一応概要と言うか、そこをカバーしようかなと思っているので
ぜひ興味のある方はモードの方も一緒に 付いて来ていただけたらなと思っております。

何かねBluesってよくやるし身近なものだったけど、
ちゃんと掘り下げてみると結構深い作りをしているような気がしますよね。
日本では、そうですね。
このBluesの、どBluesをね、この状態でやってるって言うのは結構珍しい
というか、

チャートに上がってくるようなことはまずない

と思うんですけれども、まあやってる人はいるとは思いますね。

00:31:30 

例えばウルフルズなんかも曲によってはこのような作りをしてるものがあったりしますし、奥田民生とかもこのような作りをしてるものもがあると思います。
あとは山崎まさよしとか。
その辺の人はBluesをやってると思うんで、そもそもが。
ただまんまBluesの状態では多分出してこないと思うんですけども、
この要素の何パーセントかを利用して作ってはいると思います。

もちろんビートルズなんかもこの影響は受けているので
完全にBluesの状態でやってる曲もあるし、Blues進行として
利用しているものもあるしJ-popのアーティストと同じように
要素をこっから取り出して作っている曲が多いですね。

00:32:33

Jazz Bluesっていうのはこれにちょっと肉付けした、
その肉付けっていうのは前に紹介した2-5の部分ですね。
2-5を利用して、5を持ってきたら2持ってきちゃっていいよ
みたいな話をしたと思うんですけども、

それを利用してこれに肉付けをして
もうちょっとコード進行が滑らかに移動するような作りをしてやってるのがJazz Bluesですね。
まあその解説はするつもりはないんですけれども
この基本だけ押さえておけば
とりあえずはいいかなと思っております。

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