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心動かされる写真家たち。言葉たち。

上のリンクはポッドキャストになります。
音声が綺麗に録音されているので、とても聴きやすいですね。

写真家の瀧本幹也さんと奥山由之さんとの対談です。

お二人が交わされる一言一言に大きくうんうんと頷きながら聴けたので、僕もそれなりにカメラマンとして話が分かるようになってきたのかなと嬉しくも思いました。まぁそんなことは置いといて、このトークセッションって写真を志している人にとっては、本当に貴重で大事に残しておきたいものだと思います。
前編の方で奥山さんがカメラは誰かに任せて、空間のディレクションや心の持って行き方、場の演出に集中したいっておっしゃってるんですね。
被写体との間にカメラがある事が邪魔と話されています。
カメラマンなのにカメラが邪魔って(笑)
いや、でも「これ!」なんです。
ほんとこれだ!って僕も思います。
ウェディングの撮影でもこれがめちゃくちゃ大事だなと最近思っていたので。
カメラがこれだけコモディティ化してきて、iPhoneでもかなり品質の良い画像が得られるようになってきました。最新のミラーレスカメラの性能も年々上がってきています。
そこで何がカメラマンとして大事かって考えると、奥山さんの話につながるような気がするんです。
(この話は長くなりそうなのでまたの機会に)

そして、母から手紙が届きました。
めずらしく。

先日、横浜へ遊びに来てくれた後に実は一度倒れましてね。。。
幸い命に別状はなく、今は元通り元気にしています。
その手紙には年齢も年齢だからいつ何があるか分からない。僕自身に先々のことをしっかり考えて暮らしていくようにとの内容でした。
そして、老婆心ながらと次のような言葉が書いてありました。
ここに書き留めることでいつでも見られるし、読んでくださった皆さんにも何か役に立てば幸いです。

書は清らかで品格の高くあるべきことを理念として、
筆を運ぶ技量を磨くことと共に、
書に表出する人格そのものの向上への努力を怠ってはならない。

書を写真、筆をカメラに置き換えて心してください。

気品、端正、閑雅(かんが)
ノーブルスピリッツ
シンプルライフです。

こんな事が書いてありました。
文学や詩、書道が好きな母らしいというか、
そういう血を少しは受け継いでいるのか、僕自身も憧れの人の言葉や本、閃いたアイデアなどをiPhoneのノートに書き留めていますが、今回の手紙の言葉はしっかりと心に留めておきたいと思います。


あなたの写真ライフが、 より豊かになるような記事を書いていきます。