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【"ほぼ"毎日写経_02】株式会社明治

本日も元気に、写経やっていきます!

写経で私の文章力にどういった変化が起きるのだろうか。
何も変わらなかった、なんてこともあるかも。
だがしかし、やるからにはがんばります!

2回目はこちら!

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わたしがバレンタインデーに初めてチョコレートをあげたその人は、ごくふつうのサラリーマン。毎日、決められた時間に満員電車にもまれ、毎月、決められたノルマをこなし、決して多くはない給料を得る。かっこよくなんかない。いいところといえば、時折見せる子供みたいな無邪気な笑顔かな。「義理ですけど」と釘をさしたはずだった。それがまさか。チョコレートのお返しに、一世一代のプロポーズ。あれから34年、以外にもわたしの夫となった笑顔の青年は、いつの間にか定年退職の年齢になった。少しシワが増えたけど、あの笑顔は変わらない。わたしも変わってなんかいない。「本当は義理じゃなかったのよ」今年こそ、そう言おうと思ったのだけど、いつものように、これだけしか言えなかった。「はい、これ」あの人が「なんだよ」と無邪気に笑う。(これが見たかった)「げー、パパにチョコレートとかあげちゃうわけ?」大学生の娘に目撃されてしまった。わたしは、ごくふつうの主婦。わたしだって、恋をしている。

チョコレートでピュアな気持ちを伝える日。
チョコレートは、明治。

ピュアな気持ちになれるストーリーで、妻の気持ちをイメージさせる力のある文章だと思いました。

説明するだけではなく、会話から読み手に状況をイメージさせるところが良いなと感じました。

妻にツッコミ入れたくなる気持ちも抱きつつ、本日の写経でした。

※よろしければ私の事業への想いもお読みいただけると嬉しいです!


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