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ビジネスに即断即決はいらない!

沢直樹の続編1話目で、電脳雑技集団のトップが意思決定のスピードがビジネスには大事だというようなことを言っていた。

昔は、即断即決できる人がすぐれた経営者であると思っていた。
今は即断即決は損をすると思っている。
いつもではないけど、多くの場合は即断即決していいことはないと思う。

理由は2つ。
1つは営業時代、訪問先企業の決済者には即断即決をうながすよう教育担当者に指導されてきたから。
比較されたり、時間をあけて熱が冷めないようにするためだった。
内容に自信のないものや提案ほど、即断即決を欲しがりがちという理由が1つめの理由。

2つめの理由は、優秀な人でもたくさん間違えるということ。
結果を出してきた人ほど即断即決のワナにハマり易いと思う。
そういう事例をいくつもみてきた。
人それぞれ得意分野がある。すべての分野に精通してる人なんていないはず。
でも自分は大丈夫とか、人をみる目には自信があるとか、結果を出してきた人だからこそ思いやすい。
これが2つめの理由。

小規模のビジネスではありますが、9年間会社を経営してみて1度も即断即決しておけばよかったなんて場面には出会ったことがない。
だから、持ち帰って考える時間がない決断はしなくていいと思う。
ビジネスに即断即決はいらない!

※よろしければ私の事業への想いもお読みいただけると嬉しいです!


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