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思えば初めての南大門市場での朝食

今回宿泊した宿から南大門市場は徒歩10分もかからない。今日の朝飯は南大門市場で食べようと思った。よくよく考えてみたら朝食を南大門市場で食べたことは無い。調べてみるとさすがに市場。朝から営業している飲食店は多い。特に市場は同じメニューの食堂が並ぶ○○通りという感じになっている。ちょっと楽しみになってきた。時刻は朝7:30。

こういった路地に食堂が密集している。

表通りのカバンや衣類を扱っているようなお店は営業していない時間だが、業者向けの問屋などは営業していた。そんな表通りからちょっと入った路地に食堂が密集しているエリアがある。

太刀魚通り。

こちらは太刀魚の煮つけ専門店が並ぶ「太刀魚通り」看板が漫画っぽいイラストになっていてどことなく愛嬌がある。

こういうビジュアルはとても韓国っぽいと思う。

カルチジョリムという太刀魚の煮つけが外で煮られている。めっちゃうまそうだが、今日は太刀魚ではない。

カルググス通りの入り口

観光客には有名なカルググス通り。ここに来れば一度にいろんなものが食べられる。今日の朝食はここに決定だ。

カウンター形式でいくつかお店が並ぶがメニューはほぼ同じ。

韓国の市場ではこんな風に同じメニューの店が並んでいてどこに入ればいいか分からなくなることがある。私はあえて人の少ないカウンターに座ることにした。この種のお店はどこが飛び抜けて美味しいとか、特徴が違うとかはほとんどない。
一度の食事でいろいろ味わいたいという理由でここに来たので注文は
麦飯+カルググス+冷麺のセット。これが少量ずつでてくる。

ドーン。ボリューミーに見えるが結構ペロッと食べられる。

普通の飲食店ではなかなかこんなラインナップは出ない。どれを食べてもなんとなくノスタルジックなおいしさ。店のお母さんとの会話も楽しい。南大門市場も十数年ぶりに来たが、こんな人情味がある町も残っていたとちょっとほっとした。

美味しくいただきました。ご馳走様。

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