Osibisa / Osibisa
2004年6月30日に他のサイトへ掲載した原稿を加筆修正しました。==================================
オシビサはイギリス産の元祖アフロ・ロック。イギリスに住むガーナ、ナイジェリア、西インド諸島出身者たちによって結成された。
このデビュー・アルバムではアメリカの黒人によるファンク系の音とは別モノのノリが楽しめる。
オシビサの紹介から始まる《Dawn》、ノリノリで滅茶苦茶楽しい《Music for Gng Gong》、現地語のタイトル名が呪文のように繰り返される《Ayiko Bia》まで、プリミティブで重厚なリズムとパーカッションが腹の奥まで響き渡る。
ワールド・カップに出場するアフリカのチームがロックをプレイしたら、 多分こんなアルバムに仕上がるのではないだろうか?
高校1年生の冬休みの時、私はこのアルバムのプロモーション用サンプル盤を、その頃アルバイトしていた駅前レコード屋で見つけ、店長に頼み込んで譲って貰った。
ロジャー・ディーンが描く翼の生えた不気味な象を使ったジャケット・デザインも良し。だが、こんなジャケットを見るとオシビサはイエスの弟分バンドみたいに見える。
その後、オシビサはディスコ・ミュージックへ走ってしまう。
And More...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?