![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48158648/rectangle_large_type_2_7ecf52ebe313aef9c59582e90131ce4b.jpg?width=1200)
Paul Butterfield Blues Band, the / The Paul Butterfield Blues Band
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50390625/picture_pc_e2ccc2dfb8225c2550ea36db125983e3.jpeg)
2004年6月30日に他のサイトへ掲載した原稿を加筆修正しました。==================================
白人ブルース・ハープの元祖的存在、ポール・バターフィールドがマイク・ブルームフィールドと出会い、結成されたバンドのデビュー・アルバム。そしてブルースロック創世記の記念碑的名アルバムでもある。
リー ダーのポール・バターフィールドやマイク・ブルームフィールド、エルヴィン・ビショップ、マーク・ナフタリンなど、メンバー全員がシカゴの裏町を歩いていると、その辺の街角で出会いそうな、本物っぽい匂いをプンプンさせている。
こんな白人4人に、黒人のジェローム・アーノルド(bass)、サム・レイ(drams)という、当時としては珍しい混合バンドだった。
一曲目の《Born In Chicago》からブルースロックの怒涛の放流ラッシュが始まる。どの曲も、キュッとくびれた腰のようにタイトで、粘りがある。そこに神様リトル・ウォルター直伝のポール・バターフィールドのハーモニカがチュウチュウ、マイク・ブルームフィールドとエルヴィン・ビショップのギターがギュインギュインと絡む。
このアルバムはを聴く時は、ビールではなく、当然ワインでもなく、安いウイスキーを用意し、それを小さなショットグラスに溢れるまで注ぎ、溢れて指についたウイスキーを舐めながら、ショットグラスを傾け、クッと一気に飲み干す・・・。
さて、バンドのサウンドは次第にロック色が強まり、翌年にリリースされたセカンド・アルバムのタイトル曲、《East-West》ではインド風のメロディも加わる。
And More...
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50390642/picture_pc_3b286bd35c19f91ff4791165aa4360c8.jpeg)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?