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ドリップは哲学?

必要な器具と豆がそろったらいよいよドリップしてみましょう!

器具についてはこちら↓

豆についてはこちら↓

大まかな流れ

では、ここで一度簡単に大まかな流れを説明します。

①お湯を沸かす②豆を挽く③挽いた豆をセットする④少しのお湯で豆全体を湿らせる(蒸らし)⑤お湯を注ぐ⑥ドリッパーを外す⑦完成!!

こんな感じです。

それからおススメの豆とお湯の量は

「豆1:お湯16」です。

大体僕はわかりやすくて淹れやすい量の
「豆20g、お湯320ml」で淹れてます。

①お湯を沸かす

まずは専用のケトルでお湯を沸かしましょう。

温度については一般的に言われているのが90℃ですが、もっと言うと91℃や93℃、えぐみが出ないよう低めの温度だったり、成分を出しやすいよう高めだったり、いやいや、一投目は○○℃で2投目は○○℃で~...

と、調べ始めるとコーヒー哲学の世界に迷い込んで最悪二度と帰ってこれなくなってしまう恐れがあるので、
「沸騰したお湯」をそのまま使うでいいと思います。

②豆を挽く

買ってきた豆をミルで粉状に挽きましょう。

挽目は「中細」くらいで...といっても、皆さん正直わからないですよね...。
...僕も正直わかりません!

どこかで正確に規定されているわけでもないので、お店や、メーカー、器具によって微妙に違うんですよね...。

なので自分で実際に挽いてみて味を調節してみるしかないです...ごめんなさい...。

調整の目安として乱暴に言うと
「細かくなれば味が出やすくなって、荒くなれば味が出にくくなります。」

じゃぁ細かくすればいいのでは?と思われますが味が出やすくなると、出したくない悪い味なんかも一緒に出やすくなってしまうので、そこを考え始めるとコーヒー哲学の世界に迷い込んで最悪二度と帰ってこれなくなってしまう恐れがあるので....

僕のいつもこれくらいって画像貼っておきます。

\コレクライダヨ/

画像1

③挽いた豆をセットする

ドリッパーにペーパーフィルターをセットしましょう。

ここで大事なのが「フィルターのミシン目を折る」こと。

今回は台形フィルターを使用するので「2か所」折ります。
底面と側面ですね、この時折り方が互い違いになるようにしましょう。
どちらかが山折りなら、逆側は谷折りです。

そしたら広げてドリッパーにセット、そこに挽いた豆を入れましょう。
(この時挽いたコーヒー豆を少し揺すって平らに均すとドリップしやすくなります。)

画像2

画像では豆を入れる前にお湯を注いでフィルターを洗ってますがコーヒー哲学の世界に迷い込んで(以下略
別に洗わなくても大丈夫です。

この時デジタルスケールの上に置いて0にセットしておくと、お湯の量が見れるので便利です。

④少しのお湯で豆全体を湿らせる(蒸らし)

いよいよ沸かしたお湯を注ぎましょう。

まず豆全体が湿るようにお湯を注ぎます。

きっと緊張してうまく注げないと思いますが...

大体全体が湿ってりゃいい!です。

あと僕がおススメした「メリタのアロマフィルターシリーズ」は蒸らしやすい構造になっているので安心してください。(理由は今後の記事でお話ししようと思ってます。)

そしたら30秒(お湯がコーヒー豆に触れた瞬間から)待ちます、これがコーヒーを淹れるときによく聞く「蒸らし」になります。

この時間も人それぞれで15秒でいいとか60秒たっぷり蒸らすとか、サーバーに液が滴るまでとか、蒸らしの時に軽く揺すったりスプーンで混ぜたりするとか言われてますが、コーヒー哲学の世界に(以下ry

⑤お湯を注ぐ

30秒蒸らしが終わったら、本格的にお湯を注ぎましょう。

まずドリッパーの中心に注いでそこから渦を描くように外側へ
外側まで行ったらまた中心に戻って外側へ...の繰り返し

このときもゆっくり注ぐ、勢いよく注ぐ、ペース配分はこれくらいで、外側1㎝くらいは注がない、いやいや、全部崩すように注ぎましょうとかあってコーヒー哲(ry

うまく注げなくても慌てず、大体中心から円を描くように320ml注げばOKです。

ここでもメリタさんを推した理由があります。なんとなくお湯を注げば後は勝手に抽出してくれます。

⑥ドリッパーを外す

お湯を注いだらドリッパー内のお湯がサーバーに落ちきる前にサーバーからドリッパーを外しましょう。

理由はコーヒーの「アク」が出るからです。

タイミングは!?と、思いますが、安心してください。メリタアロマフィルターシリーズはそこまで設計されてます(メリタさんマジイケメン)

規定量のお湯が注いであれば一度勝手に止まります、そのタイミングで別の適当なカップに置きましょう(しばらく時間が経つとまた抽出口からお湯が出てくるのでテーブルに直置きすると大変なことになります)

本当においしくて、こだわっている豆ならこの工程は外してもいいかもしれないですが、一般的な豆からはどうしても美味しくない成分が出ちゃいます。(試しに外した後のドリッパーから出てきたコーヒーを飲んでみると「うっすい麦茶みたいな、ストレートに言うとまずい」液体が出ているのがわかります。)

⑦完成!!

後はサーバーに抽出されたコーヒーをお気に入りのカップに注いで味わうだけ。

まとめ

なるべくわかりやすくしようと思ってましたが結構なボリュームになっちゃいましたね...。もっとわかりやすく!!という意見ありましたらコメントください(体のいいコメント催促)
逆にもっと詳しい、今回は割愛した細かい解説やコーヒー哲学の世界の入り口の話しはまた別枠でお話しします。(濃いめの研究は有料コンテンツにしたいと思ってます。)

それでは次回、僕が一番伝えたい「コーヒーを楽しむ」についてお話ししたいと思います。

今回もここまでご覧いただき心から感謝いたします。

「美味しいコーヒーは淹れた人の心映え」
ファーマーズキッチンえいちのむら
渡辺 大介

パーソナリティーさせてもらってる
地元密着型農業系podcast番組「農道223号」


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