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出産と僕。

どーも。NHKのキャラクター(どーも)の声が大好きな松田です。

報告と言うかインスタには写真を載せてるんですが、子供が産まれました。

こういった類いの事を書くのは、本当に苦手なんですがやってみます。

ここまで書くのに1時間かかりました。

恥ずかしいというかなんというか。

とりあえず書きます。

立ち会い出産。


バツイチの僕にとっては2度目の経験だ。


1度目の立ち会いで


「頑張れーーー!!」


「大丈夫だーーー!」


と大声で応援していたら、看護師さんに「旦那さん!もっと優しく言ってあげなさい!!」と大声で怒られた事を思い出す。


今回は、それを踏まえて出来るだけ静かに見守る事を心がけた。


ずっと一緒にいてくれた、看護師さんに「旦那さん、産まれる時、ビデオはそちらの方で撮るといいですよ」と言われ、奥さんが寝ているベットの頭の方にちょっとしたスペースがあったので、そこで待機した。


「赤ちゃんの頭が見えて来ましたよーもうすぐですよー」


看護師さんが言った。


僕は慌ててビデオをセットする。


手が震える。


1人の看護師さんが部屋の外に声をかけると、5、6人の看護師さんがなだれ込んできた。


僕はビデオを持つ手がいっそう震え出した。


両手で必死に震えを抑え、ビデオを構える。


一度経験してるとはいえ、僕は目頭が熱くなる。


本当に女の人はすご、、、



「旦那さん!!スタッフの顔は撮らないでね!!」

その一言で僕は、、、いや!!最高の時間でした。


本当にありがとうございます。


やはり、僕はなんの役にもたっていなかった。。。


産まれたばかりの赤ちゃんを見て、妻は涙を流した。


それを見て僕も涙した。


コロナの影響で、入院中は妻や赤ちゃんには会えなかった。


勿論、お互いの両親も赤ちゃんに会えずにいた。

会えたとしてもウチのおふくろは呼んでないと思うが。


昔、くわえタバコで赤ちゃんを抱っこするおふくろを見てドン引きしたからである。


1週間近く、久々の1人暮らしをする事になった。

離婚してから、7年くらいはしていたはずの1人暮らしだったが、どうして良いか分からず時間を持て余した。


帰って来た時のために掃除を隅々までやったが、まだ時間が余った。


妻と赤ちゃんを迎える準備とは?


と考えた結果、原点はこれだと。


小学生の頃、友達の誕生日会で作った折り紙の輪っかを作ろうと100円ショップに行き、折り紙を大量に買った。


一枚づつ細く切って一つ一つ輪っかにして繋げていく、結構時間をかけたが全然短い。


やり出したからには最後まで。


気づいたら3時間も集中していた。


出来上がった。


のりをつけて輪っかを繋げて、のりつけて輪っかを繋げて、3時間。


目頭が熱くなる。


正直、情緒がぶっ壊れていた。


一週間後。

自宅に帰って来た妻が、赤ちゃんを抱きながら僕が作った輪っかの飾り付けを見て、笑顔で泣いていた。



誰かを思う。思いやりは僕の原動力だ。


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